

PROFILE
メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授・JSTCRESTxDiversityプロジェクト研究代表。IPA認定スーパークリエータ/天才プログラマー.ピクシーダスト テクノロジーズ代表取締役。 2017年 – 2019年まで筑波大学学長補佐,2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員,内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員及び内閣府ムーンショットアンバサダー、デジタル改革法案WG構成員、2020-2021年度文化庁文化交流使、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーなどを歴任。
2015年WorldTechnologyAward、2016年PrixArsElectronica、EUよりSTARTSPrizeを受賞。LavalVirtualAwardを2017年まで4年連続5回受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeadersofTomorrow選出、2019年SXSWCreativeExperienceARROWAwards受賞、2021年MIT Technology Review Innovators Under 35 Japan ,2021 PMI Future 50、Apollo Magazine 40 UNDER 40 ART and TECHなどをはじめアート分野・テクノロジー分野で受賞多数。 個展として「ImageandMatter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など。その他の展示として、「AI展(バービカンセンター、イギリス・2019)」、「計算機自然(未来館・2020)」など多数出展。著作として「魔法の世紀(2015)」、「デジタルネイチャー(2018)」など。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」など。メディアアートを計算機自然のヴァナキュラー的民藝と捉え、「物化する計算機自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。


講座概要
“落合流デジタルネイチャー時代の
デジタル・クリエイティブを解き明かす特別講座”
メディアアーティストとして活躍する落合陽一氏による「コミュニケーションデザイン」に特化した特別講座です。昨今、コミュニケーションにおいてデジタルが果たす役割は、問題解決、あるいは問題提起のために必要不可欠な存在になっています。講師がアカデミックからアート領域において探求と表現を継続する「デジタルクリエイティブ」の視点から見たコミュニケ―ションデザインの未来について、身に着けておくべき視座とともに解説いたします。


本講座で身につけるポイント

優れたアイデアを生み出す
発想の型を習得する
“テクノロジーを使って広告や
コミュニケーションを拡張する方法”

マーケター、クリエイターも持続的なブランド成長のためにあらゆる領域の知見と思考をいち早く取り入れ、学ぶことが求められています。AIをはじめとするテクノロジー領域はまさにその筆頭です。本講座では、自身のマーケティング業務の中で「テクノロジー」を組み合わせることで広がる可能性を知り、選択肢の1つとして取り入れるステップとしてご活用いただけます。

“テクノロジーを使って広告やコミュニケーションを拡張する方法”

マーケター、クリエイターも持続的なブランド成長のためにあらゆる領域の知見と思考をいち早く取り入れ、学ぶことが求められています。AIをはじめとするテクノロジー領域はまさにその筆頭です。本講座では、自身のマーケティング業務の中で「テクノロジー」を組み合わせることで広がる可能性を知り、選択肢の1つとして取り入れるステップとしてご活用いただけます。

事業を成長に導くトップクリエイターの
思考法を習得する
“マスカルチャーポピュリズムの魔力に負けないために”

落合陽一氏の視点で考え抜かれた「これからのコミュニケーションデザインの在り方」に関する考察から、その思考法を学びます。また、講師の問題意識として講座内で語られる、「マスカルチャーポピュリズムの魔力に負けないために」考えるべきポイントは、宣伝広告・マーケティング領域においても参考になる示唆を与えます。

“マスカルチャーポピュリズムの魔力に負けないために”

落合陽一氏の視点で考え抜かれた「これからのコミュニケーションデザインの在り方」に関する考察から、その思考法を学びます。また、講師の問題意識として講座内で語られる、「マスカルチャーポピュリズムの魔力に負けないために」考えるべきポイントは、宣伝広告・マーケティング領域においても参考になる示唆を与えます。

自身の専門分野を軸に越境し
領域を拡張する開拓技術を習得する
“コミュニケーションデザインにテクノロジーを
有機的かつ本物らしく取り入れることの重要性”

プランニングの際にも求められる、「人の心を動かす有機的なテクノロジーの活用方法」について、これまでの講師の手掛けた実例とともに紐解きます。また、デジタルクリエイティブの重要性についてサスティナビリティの観点から考察し、コミュニケーションデザインに活用する術を語りつくします。

“コミュニケーションデザインにテクノロジーを
有機的かつ本物らしく取り入れることの重要性”

プランニングの際にも求められる、「人の心を動かす有機的なテクノロジーの活用方法」について、これまでの講師の手掛けた実例とともに紐解きます。また、デジタルクリエイティブの重要性についてサスティナビリティの観点から考察し、コミュニケーションデザインに活用する術を語りつくします。

カリキュラム
時間 | 講義内容 |
---|---|
約90分 | (1)テクノロジーで拡張する広告・コミュニケーション ・なるべくコミュニケーションしない ・テクノロジーを使って広告やコミュニケーションを拡張する方法について ・自己反芻型・アート型のコミュニケーションのあり方について (2)これからのコミュニケーションデザインの在り方 ・コミュニケーションデザインの未来について ・マスカルチャーポピュリズムの魔力に負けないために ・コミュニケーションデザインにおいて重要なこと ・オリジナリティとインパクトのある作品を生み出すために ・手の文化的背景を理解と相手の心に響くコミュニケーションをすることの必要性 (3)コミュニケーションデザインの実践 ・デジタルネイチャー時代のデジタル・クリエイティブ ・デジタル・クリエイティブの必要性 ・コミュニケーションデザインにテクノロジーを 有機的かつ本物らしく取り入れることの重要性 ・サステナビリティの重要性 ・コミュニケーションデザインを用いて どのように環境意識や社会的責任を促進できるかどうか |

こんな方におすすめ|受講生の声

——これまでのキャリアを教えてください
私は大学院を卒業後、2014年に博報堂に入社しました。2017年からTBWA\HAKUHODOへ出向しています。現在はDisruption Labというクリエイティブチームに所属して、主に日産自動車やマクドナルドを担当。CM企画、アクティベーション、イベント、商品開発など幅広く企業の事業成長に貢献する業務を行っています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
当社には自己スキル向上のために研修を受ける際に会社が研修費を支援する制度があります。本講座に決めたのは、佐藤可士和さんの講座を受講したいなと思ったことがきっかけです。他の気になる講座も受講したく、10講座を受講できるチケットを購入しました。すべて私が受講する予定です。
——本講座はクリエイティブディレクターやアートディレクターの知見や技術の継承を目的に、「肉声で語ってもらう」動画コンテンツを作成、オンデマンド講座として提供しています
書籍と違って、講師の声で聞くことで理解度が全然違う気がします。お話をお伺いしてみたかったレジェンドのクリエイターの方のお話を聞けるので貴重な機会だと思いますし、業界的にもこれらのコンテンツがアーカイブされる価値があると感じていますね。また動画形式だと倍速の再生ができ、効率的に時間を過ごした気持ちになれるので気に入っています。
——関谷さんのような広告業界の方が、事業拡大に貢献し続けてきたトップクリエイターに学ぶことのメリットや効果についてどう考えていますか
博報堂やTBWA\HAKUHODOでは社内の教育制度が充実していて、トップクリエイターの話を聞く機会はもちろんあるのですが、独立した方や他社の方のお話を伺えるチャンスはそう多くはありません。そういう意味で、本講座の受講は魅力的でした。
例えば佐藤卓さんの講座では、「明治の『おいしい牛乳』をどのように売るかと考えた」というお話がありました。デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられたお話だったので、大変参考になりました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
今回受講を通して、佐藤可士和さん、佐藤卓さん、原野守弘さんをはじめ講師をはじめ講師の方々の仕事の事例や仕事に対する姿勢を伺う機会を得て感じたのは、やはり本人の言葉で説明をしていただけると、スーッと話が頭に入ってくるということです。「なるほど」と頷くことが多々ありました。こういった発見や気づきは、実務においても生きてくると思います。
また講師の方々が話してくださった経歴は、今後の自分はどうあるべきかと考えるきっかけになり、多くのヒントをいただけたと考えています。

——現在担当されている業務について教えてください。
私はカテゴリ統括部に所属しています。運動部の部活生をターゲットにしているCPS(コア・パフォーマンス・スポー ツ)で、テニスとバレーボールのマーケティングを担当しております。業務にはマーケティングの他、広告も含まれています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
きっかけは貴誌のメルマガです。私は広告も担当しておりますが、予算の都合上、自分たちでコピーライティングを 含めクリエイティブを制作する場合も少なくありません。そのため私自身がスキルを持つ必要があり、受講を決めました。
——講座の学びを実践して成果になったと感じることを教えてください。
今回私は10チケットを購入したので、多くの著名な講師の中から10名選び受講しました。講師のラインナップはバ ラエティーに富んでいました。その中からクリエイティブディレクター、コピーライター、女性、男性と幅広く選択しました。 どの講座もとても勉強になりました。特に講師はコピーライティングでご活躍されている方々なので、「どのようなことに気 を配って制作しているのか」というお話はとても参考になりました。
——講義で印象に残っていることがあれば教えてください。
私はテニスシューズ等のコピーを考えるので、コピーライターの小西利行氏の講座が一番参考になりました。具体 的な話が多くわかりやすかったし、スキルアップにつながる講座でした。 実は受講前はクリエイティブに携わっている講師の方々なので、感覚でクリエイティブ制作を行っているのではないかと いう先入観がありました。ところが全ての講師がご自身の知見をわかりやすく言語化して伝えてくださいました。さすがト ップのクリエイターの方々だと思いました。
また講師の方々のお話には、クライアント企業の経営の上流工程部分に携わる発言が多くありました。マーケティングの 最終ゴールはKGIの達成だと思いますので、とても勉強になりました。新鮮だったのは浅井雅也さんの講座です。正に今 の時代の先端をいっているという印象を受けました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
多くの講師の方々の、「高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている姿」を拝見 して、つい「私も腕試しをしたい」という思いに駆られてしまいました。仕事のモチベーションが上がったことは確かです。

クリエイター・マーケターからの推薦

「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違う のか!?」という驚きをもってこの講義を見ていました。
講師のおふたりは2001年にアメリカの美術学校で出会い、NY でデザイン事務所を設立。アメリカでゼロからスタートして、あら ゆる経験を積まれているからこその、実践的で先進的なお話がた くさんあって目鱗でした。
特に印象的だったのは、ソーシャルデザインとブランディング におけるパーパスの部分。 「デザイナーが社会のために何ができ るか(=ソーシャルデザイン)」というパートは日本ではなかなか 聞けない貴重なお話でした。そのジャンルが日本より進んでいる アメリカでの経験があるからこそ、仕事の種類の違いや、進め方・ お金の話までしっかりと学ぶことができます。
「デザインは問題解決をする仕事。見た目がいいものをつくる ことではない。」というデザインの本質をとうとうと語られる姿に 背筋が伸びる気分でした。若いデザイナーさんや、独立して海外 でも仕事したい人にオススメです。
※適宜挟まるCOFFEE BREAKはおふたりの人柄や関係が見 えて、すごく温かい気持ちになれます。本当に丁寧に、根幹からブ ランドと向き合っていらっしゃるのがわかります。

「ことばは、音である」 一倉宏さんのこの指摘にハッとした。
確かに、言葉はもともと発話するためにうまれたものだ。そし て、スマートフォンやパソコンで黙読ばかりしている私たちは、こ のことを見落としがちだ。
講義では、一倉さんがご自身の作も含む数々の名コピーを読 み上げている。どのコピーも、「音」としてとても耳心地がいいこと に驚かされる。(気品と知性、そして優しさを感じさせる一倉さんの 声によるところも大きい)ワープロやパワーポイントばかり使っ て、身体性を欠いたコピーを書いてはいないかという自分への戒 めとしたい。
その他、「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」な ど、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている。 1950年代までさかのぼってコピーの歴史を学べるのもうれしい。
一倉さんは科学者のいうエレガントな答え=見事な解決法の ようなコピーを書きたい、と語られている。コピーや広告を学ぶ者 にとって、この講座こそが「エレガントな答え」であることは私が 保証する。

現在販売中のおすすめの講座

ヒットメーカーの企画術 徹底攻略講座
市場性と独自性を兼ね備えた、競争力の高いアイデアを生み出すクリエイターはどのような企画術をもっているのでしょうか。誰もが知るあの広告を生み出したヒットメーカーが、企画を立てる際に考えている裏側の思考法・企画術を学ぶ講座です。本講座では、ブレークスルーの「6つの過程」を分解し、それぞれに強みをもつトップクリエイターが登壇。ヒットを生み出す三者三様の企画術を学び、実務においても汎用性のある体系だった企画の考え方を身につけます。

お申し込み
クリエイティブライブラリー落合陽一編
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。 ※ お申込み後メールにて受講方法をご案内します。 ※ 視聴期間の終了は終了日の23:59までとなります。 ※ 視聴期間中の一時中断・再開が可能です。 繰り返しの視聴もできます。 |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 本講義は、オンライン配信講義となります。ご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。会議室等で複数人が視聴する上映会は、著作権法第22条の2に定められている権利者の「上映権」を侵害する無断上映=違法行為となります。違反行為が発覚した場合、法的対応を含む、しかるべき措置を取らせていただきます。複数名受講には、人数分のお申込みか、オンデマンド研修(人数無制限プラン)をご利用ください。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 ・受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 ・お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。なお、お申込み後のキャンセルは原則承っておりません、詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |
受講価格 | 【1名受講】 20,000円(税込 22,000円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます 【人数無制限プラン】 500,000円(税込 550,000円) ※申込金20%を含みます |