PROFILE
1969年神戸市生まれ。1992年文房具・オフィス家具メーカーのコクヨに入社。オフィス設計者になるが顧客対応が下手すぎて、上司や営業に怒られる日々が続く。常に辞めたいと思いながら働いていたが、5年後、コクヨがフリーアドレスを導入したことをきっかけに「働き方とオフィスのあり方」を提案する業務に従事し、ワークスタイルを調査、研究する面白さに取りつかれる。以来、行動観察、デザイン思考、ロジカルシンキング、リーダーシップなど、働く人の創造性と生産性を向上させるスキルやマインドの研究を続け、これまでにビジネス書を当書籍を含め10冊出版。常にメモを取りながら、自由で豊かな働き方を実践するためのアウトプットを続けている。コクヨにおいても、顧客向け研修サービス、働き方改革コンサルティングサービスの企画など数多くのプロジェクトマネジメント業務に従事。未来の働き方を研究するワークスタイル研究所の所長、ファニチャー事業部の企画・販促・提案を統括する提案マーケティング部の部長などを経て、現在はコーポレートコミュニケーション室室長としてコクヨグループのブランド戦略や組織風土改革の推進に取り組んでいる。同時に新しい働き方を模索して複業ワーカー(エスケイブレイン代表)としてのビジネススキルに関するセミナーや講演、YouTube動画配信などの活動も積極的に行っている。
講座概要
アイデアを形にするメモ術
コクヨの知見から学ぶ 発想を生むための具体的なメソッド
本講座では、日本一ノートを売る会社 コクヨの豊富なノウハウを基に、アイデアパーソンに共通するメモの法則・取り方を理解し、身につけます。アイデアを出せる人が使っているインプットをアウトプットに変換する具体的なメモ術を実践し、日々の情報を整理し、創造力を引き出す方法を習得。最終的には、メモを使って得たアイデアを効果的に構造化し、問題解決や新しいアイデアの創出に繋げるスキルを獲得しましょう。
本講座で身につけるポイント
優れたアイデアを生み出す
発想の型を習得する
“アイデアパーソンに共通するメモの法則を理解し
価値を生み出す発想を引き出す基盤を築く”
メモの取り方に関する素朴な疑問から、目的に応じたメモ術、インプットを効果的に整理する方法まで、アイデアパーソンが実践するメモの基本法則を学び、日常のメモ取りを通じて発想を豊かにする方法を習得します。特に、自分らしいアイデアや発想を生み出すためのメモの使い方を深掘りし、情報をアウトプットへと活かすための基礎をしっかりと築きます。
“アイデアパーソンに共通するメモの法則を理解し
価値を生み出す発想を引き出す基盤を築く”
メモの取り方に関する素朴な疑問から、目的に応じたメモ術、インプットを効果的に整理する方法まで、アイデアパーソンが実践するメモの基本法則を学び、日常のメモ取りを通じて発想を豊かにする方法を習得します。特に、自分らしいアイデアや発想を生み出すためのメモの使い方を深掘りし、情報をアウトプットへと活かすための基礎をしっかりと築きます。
事業を成長に導くトップクリエイターの
思考法を習得する
“メモをアイデア創出のツールに進化させ
インプットを具体的な発想へと変換する”
次に、メモを活用してインプットをアウトプットに変換するための具体的な技術を学びます。効率的なメモの取り方、例えば「箇条書きでの抜き書き」や「気づきメモ」の活用によって、単なる記録にとどまらず、具体的なアイデアを生み出すプロセスを強化します。また、書くこと自体が思考を深めるツールであることを理解し、アイデアを選定するプロセスを通じて、最も効果的なアイデアを導き出す方法を探求します。
“メモをアイデア創出のツールに進化させ
インプットを具体的な発想へと変換する”
次に、メモを活用してインプットをアウトプットに変換するための具体的な技術を学びます。効率的なメモの取り方、例えば「箇条書きでの抜き書き」や「気づきメモ」の活用によって、単なる記録にとどまらず、具体的なアイデアを生み出すプロセスを強化します。また、書くこと自体が思考を深めるツールであることを理解し、アイデアを選定するプロセスを通じて、最も効果的なアイデアを導き出す方法を探求します。
自身の専門分野を軸に越境し
領域を拡張する開拓技術を習得する
“メモから生まれたアイデアを整理・構造化し
実践に活かす方法を学ぶ”
この段階では、メモを活用して得たアイデアをどのように整理し、構造化するかに焦点を当てます。具体的には、紙のメモとデジタルメモの効果的な使い分け、付箋を使った情報の視覚化、そしてそれらをもとにしたアイデアの発展方法を学びます。これにより、メモが単なる記録から実践的なツールへと進化し、現実のプロジェクトや問題解決に直結する成果を生み出します。
“メモから生まれたアイデアを整理・構造化し
実践に活かす方法を学ぶ”
この段階では、メモを活用して得たアイデアをどのように整理し、構造化するかに焦点を当てます。具体的には、紙のメモとデジタルメモの効果的な使い分け、付箋を使った情報の視覚化、そしてそれらをもとにしたアイデアの発展方法を学びます。これにより、メモが単なる記録から実践的なツールへと進化し、現実のプロジェクトや問題解決に直結する成果を生み出します。
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
---|---|
約140分 | (1)アイデアパーソンに共通するメモの法則とは? ・自分らしいアイデアや発想が求められる時代 ・メモに対する素朴な疑問 ~キレイに書く or なぐり書きでいい ・アイデアを出せる人はノートをどう使っているのか ・メモの用途は何種類? 目的に合わせてメモの取り方を変えよう ・インプットをアウトプットに活かすメモ (2)インプットをアウトプットに変えるメモの技術 ①インプットメモ編 ・残念なメモの3タイプ ~全部メモ、尻切れトンボメモ、一言メモ ・メモの基準と持とう ~情報をすくい取る視点を持っておく ・箇条書きで抜き書きする ~すべてをメモしてはいけない ・気づきメモの書き方 ~気づきを加えるとメモの活用度があがる ・気づく力を高めるコツ ~メモは考える力を高めるトレーニング ②アウトプットメモ編 ・書けないということが考えていないのと同じ ・頭の中にあることを紙の上にまずさらけ出してみる ・どの順番で書けばアイデアにつながるのか ・10コ書いて3コ選ぶの繰り返し ・情報と情報をつないでアイデアの種をつくる ③実践編 ・普段思いついたことをどうメモするのか ・紙のメモとデジタルのメモ どちらがいい? ・メモをどのように振り返るべきか ・付箋を使ったメモで情報を構造化させる (3)明日からアイデアパーソンになるために ・メモはアイデア出しの相棒になる |
こんな方におすすめ|受講生の声
——これまでのキャリアを教えてください
私は大学院を卒業後、2014年に博報堂に入社しました。2017年からTBWA\HAKUHODOへ出向しています。現在はDisruption Labというクリエイティブチームに所属して、主に日産自動車やマクドナルドを担当。CM企画、アクティベーション、イベント、商品開発など幅広く企業の事業成長に貢献する業務を行っています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
当社には自己スキル向上のために研修を受ける際に会社が研修費を支援する制度があります。本講座に決めたのは、佐藤可士和さんの講座を受講したいなと思ったことがきっかけです。他の気になる講座も受講したく、10講座を受講できるチケットを購入しました。すべて私が受講する予定です。
——本講座はクリエイティブディレクターやアートディレクターの知見や技術の継承を目的に、「肉声で語ってもらう」動画コンテンツを作成、オンデマンド講座として提供しています
書籍と違って、講師の声で聞くことで理解度が全然違う気がします。お話をお伺いしてみたかったレジェンドのクリエイターの方のお話を聞けるので貴重な機会だと思いますし、業界的にもこれらのコンテンツがアーカイブされる価値があると感じていますね。また動画形式だと倍速の再生ができ、効率的に時間を過ごした気持ちになれるので気に入っています。
——関谷さんのような広告業界の方が、事業拡大に貢献し続けてきたトップクリエイターに学ぶことのメリットや効果についてどう考えていますか
博報堂やTBWA\HAKUHODOでは社内の教育制度が充実していて、トップクリエイターの話を聞く機会はもちろんあるのですが、独立した方や他社の方のお話を伺えるチャンスはそう多くはありません。そういう意味で、本講座の受講は魅力的でした。
例えば佐藤卓さんの講座では、「明治の『おいしい牛乳』をどのように売るかと考えた」というお話がありました。デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられたお話だったので、大変参考になりました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
今回受講を通して、佐藤可士和さん、佐藤卓さん、原野守弘さんをはじめ講師をはじめ講師の方々の仕事の事例や仕事に対する姿勢を伺う機会を得て感じたのは、やはり本人の言葉で説明をしていただけると、スーッと話が頭に入ってくるということです。「なるほど」と頷くことが多々ありました。こういった発見や気づきは、実務においても生きてくると思います。
また講師の方々が話してくださった経歴は、今後の自分はどうあるべきかと考えるきっかけになり、多くのヒントをいただけたと考えています。
——現在担当されている業務について教えてください。
私はカテゴリ統括部に所属しています。運動部の部活生をターゲットにしているCPS(コア・パフォーマンス・スポー ツ)で、テニスとバレーボールのマーケティングを担当しております。業務にはマーケティングの他、広告も含まれています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
きっかけは貴誌のメルマガです。私は広告も担当しておりますが、予算の都合上、自分たちでコピーライティングを 含めクリエイティブを制作する場合も少なくありません。そのため私自身がスキルを持つ必要があり、受講を決めました。
——講座の学びを実践して成果になったと感じることを教えてください。
今回私は10チケットを購入したので、多くの著名な講師の中から10名選び受講しました。講師のラインナップはバ ラエティーに富んでいました。その中からクリエイティブディレクター、コピーライター、女性、男性と幅広く選択しました。 どの講座もとても勉強になりました。特に講師はコピーライティングでご活躍されている方々なので、「どのようなことに気 を配って制作しているのか」というお話はとても参考になりました。
——講義で印象に残っていることがあれば教えてください。
私はテニスシューズ等のコピーを考えるので、コピーライターの小西利行氏の講座が一番参考になりました。具体 的な話が多くわかりやすかったし、スキルアップにつながる講座でした。 実は受講前はクリエイティブに携わっている講師の方々なので、感覚でクリエイティブ制作を行っているのではないかと いう先入観がありました。ところが全ての講師がご自身の知見をわかりやすく言語化して伝えてくださいました。さすがト ップのクリエイターの方々だと思いました。
また講師の方々のお話には、クライアント企業の経営の上流工程部分に携わる発言が多くありました。マーケティングの 最終ゴールはKGIの達成だと思いますので、とても勉強になりました。新鮮だったのは浅井雅也さんの講座です。正に今 の時代の先端をいっているという印象を受けました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
多くの講師の方々の、「高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている姿」を拝見 して、つい「私も腕試しをしたい」という思いに駆られてしまいました。仕事のモチベーションが上がったことは確かです。
クリエイター・マーケターからの推薦
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違う のか!?」という驚きをもってこの講義を見ていました。
講師のおふたりは2001年にアメリカの美術学校で出会い、NY でデザイン事務所を設立。アメリカでゼロからスタートして、あら ゆる経験を積まれているからこその、実践的で先進的なお話がた くさんあって目鱗でした。
特に印象的だったのは、ソーシャルデザインとブランディング におけるパーパスの部分。 「デザイナーが社会のために何ができ るか(=ソーシャルデザイン)」というパートは日本ではなかなか 聞けない貴重なお話でした。そのジャンルが日本より進んでいる アメリカでの経験があるからこそ、仕事の種類の違いや、進め方・ お金の話までしっかりと学ぶことができます。
「デザインは問題解決をする仕事。見た目がいいものをつくる ことではない。」というデザインの本質をとうとうと語られる姿に 背筋が伸びる気分でした。若いデザイナーさんや、独立して海外 でも仕事したい人にオススメです。
※適宜挟まるCOFFEE BREAKはおふたりの人柄や関係が見 えて、すごく温かい気持ちになれます。本当に丁寧に、根幹からブ ランドと向き合っていらっしゃるのがわかります。
「ことばは、音である」 一倉宏さんのこの指摘にハッとした。
確かに、言葉はもともと発話するためにうまれたものだ。そし て、スマートフォンやパソコンで黙読ばかりしている私たちは、こ のことを見落としがちだ。
講義では、一倉さんがご自身の作も含む数々の名コピーを読 み上げている。どのコピーも、「音」としてとても耳心地がいいこと に驚かされる。(気品と知性、そして優しさを感じさせる一倉さんの 声によるところも大きい)ワープロやパワーポイントばかり使っ て、身体性を欠いたコピーを書いてはいないかという自分への戒 めとしたい。
その他、「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」な ど、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている。 1950年代までさかのぼってコピーの歴史を学べるのもうれしい。
一倉さんは科学者のいうエレガントな答え=見事な解決法の ようなコピーを書きたい、と語られている。コピーや広告を学ぶ者 にとって、この講座こそが「エレガントな答え」であることは私が 保証する。
現在販売中のおすすめの講座
顧客体験デザイン実践講座
優れたブランドは顧客と素晴らしい体験を共有し、長期にわたり生活者と繋がり続け、必要不可欠な存在へと持続的に成長し続ける循環を実現しています。この循環のエンジンとなるのが、まさに本講座でテーマとして扱う「顧客体験」です。
ブランドを通した顧客体験をデザインすることの重要性は説かれているものの、実際にマーケターやデザイナーはどのように考え、どのようなプロセスを経て顧客体験をつくりあげていくべきか。
表立って語られることの少ない顧客体験のデザインを起点としたブランド戦略の裏側を「デザイン戦略・認知施策・体験デザイン・LTV向上」の4つの視点から体系化。実際の事例をもとに18名のトップクリエイターがその技術を公開します。
お申し込み
クリエイティブライブラリー 下地寛也編
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。 ※ お申込み後メールにて受講方法をご案内します。 ※ 視聴期間の終了は終了日の23:59までとなります。 ※ 視聴期間中の一時中断・再開が可能です。 繰り返しの視聴もできます。 |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 本講義は、オンライン配信講義となります。ご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。会議室等で複数人が視聴する上映会は、著作権法第22条の2に定められている権利者の「上映権」を侵害する無断上映=違法行為となります。違反行為が発覚した場合、法的対応を含む、しかるべき措置を取らせていただきます。複数名受講には、人数分のお申込みか、オンデマンド研修(人数無制限プラン)をご利用ください。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 ・受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 ・お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |
受講価格 | 【1名受講】 36,000円(税込 39,600円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます 【人数無制限プラン】 500,000円(税込 550,000円) ※申込金20%を含みます |