

PROFILE
2007年 goen°設立。niko and…の菅田将暉・小松菜奈のビジュアル、演出、SONY「make.believe」、組曲のCM企画演出、サントリー東日本大震災復興支援CM「歌のリレー」の活動、Canon「ミラーレスEOS M2」、KIRIN「一番搾り 若葉香るホップ」のパッケージデザイン、NHK大河ドラマ「江」、朝の連続TVドラマ小説「てっぱん」のタイトルワーク、山田洋次監督『男はつらいよ50 お帰り寅さん』に続き今夏公開予定『キネマの神様』の広告や劇中画を手掛けている。他にも松任谷由実、Official髭男dismなどミュージシャンのアートワーク、広告の企画、演出、商品開発、本の装丁、映画・舞台の美術や、動物園や保育園の空間ディレクション、最新作に青森新空港のステンドグラス壁画を手掛けるなど、活動は多岐にわたる。


講座概要
“アートディレクター森本千絵氏が手掛けた
数多のアートディレクションから導き出した 「つなげていくデザインの力」を学ぶ”
Mr.Children、松任谷由実、Official髭男dismなどのアートワーク、niko and…、SONY「make.believe」のCM・広告を手掛ける森本千絵氏。アートディレクターとして、広告はもちろん、アーティストのアートワーク、企画演出、商品開発、映画・舞台の美術など領域は多岐にわたります。講師のオリジナルな仕事術の源泉にある、「領域を超えて巻き込み、つながテイクデザインの力」について学ぶ、アートディレクション力養成講座です。


本講座で身につけるポイント

優れたアイデアを生み出す
発想の型を習得する
“広告とは、「ものの本質」を「人の心」に伝えること”

アートディレクターとして、商品や企業、アーティストなど「対象」となるものの本質と向き合う中で見出した「人の心」に伝わるデザインの技術を、講師がこれまで手掛けた数多くの事例とともに学びます。広告の仕事を通して培った技術を、アートや映画・舞台、映像、空間などへと拡張させていく思考法についても身に着けます。

“広告とは、「ものの本質」を「人の心」に伝えること”

アートディレクターとして、商品や企業、アーティストなど「対象」となるものの本質と向き合う中で見出した「人の心」に伝わるデザインの技術を、講師がこれまで手掛けた数多くの事例とともに学びます。広告の仕事を通して培った技術を、アートや映画・舞台、映像、空間などへと拡張させていく思考法についても身に着けます。

事業を成長に導くトップクリエイターの
思考法を習得する
“すべてのものづくりはご縁からはじまる”

講師が主宰を務める「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」集団、goen°。その立ち上げから、そこで生み出されるアートワークの根源にある思考法に至るまで、余すことなくお伝えします。

“すべてのものづくりはご縁からはじまる”

講師が主宰を務める「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」集団、goen°。その立ち上げから、そこで生み出されるアートワークの根源にある思考法に至るまで、余すことなくお伝えします。

自身の専門分野を軸に越境し
領域を拡張する開拓技術を習得する
“オリジナルなデザインを生み出すために”

1つ1つの仕事から学び、成長し続けるキャリアを歩む講師が、手掛けた仕事を力に変え、オリジナルなデザインを生み出す技術へと昇華する過程で考えていること、大切にしていることなどを具体的に解説します。仕事術を超えた、アートディレクターという生き方と活かし方を学ぶことができます。

“オリジナルなデザインを生み出すために”

1つ1つの仕事から学び、成長し続けるキャリアを歩む講師が、手掛けた仕事を力に変え、オリジナルなデザインを生み出す技術へと昇華する過程で考えていること、大切にしていることなどを具体的に解説します。仕事術を超えた、アートディレクターという生き方と活かし方を学ぶことができます。

カリキュラム
時間 | 講義内容 |
---|---|
約315分 | (1)goen°に出会うまで ~学生時代~入社、新人時代~ ・学生時代、コピーライター養成講座での経験 ・博報堂入社、1年間の研修期間 ・新人時代の仕事内容、当時の広告、CMの紹介 ・手島領さんとの出会い ファッション広告 ・「Livedoor」のグラフィックデザイン、グッツ制作 ・「RASHEEN」の広告 (2)goen°に出会うまで ~朝日広告賞受賞、Mr.childrenとの出会い~ ・朝日広告賞の経緯 ・Mr.childrenとの出会い Mr.childrenの活動休止明けの広告を担当 ・Mr.children「2001年 Best Album」 ・Mr.children「君が好き」 (3)goen°に出会うまで ~FRANCK MULLER、8月のキリン、月桂冠、日産~ ・「FRANCK MULLER」の広告 ・「8月のキリン」の広告、大塚いちおさんとの出会い、擬音語擬態語の辞書制作 ・月桂冠「つき」CM、日産「NOTE」 (4) goen°のはじまり ・博報堂から独立したきっかけ ・Mr.children「HOME」 ・「HAPPY新聞」の制作 ・「ご縁」をつくる会社を、goen°創設。ロゴの制作 ・展覧会、「育児辞典」の制作 ・「動物園」広告、コミュニケーションディレクターと肩書を ・「coen」ワークショップの開始、「三菱地所」CM ・「SONY」の広告 ・DIC「イロニンゲン」CM ・保育園、幼稚園、歯医者の内装 ・学研やベネッセなどの教材デザイン ・TOYOTA CM (5)Mr.Children 30th ANNIVERSARY ・Mr.Children 30th ANNIVERSARY BEST CM ・Mr.Children 30th ANNIVERSARY BEST CM 生きろver (6)Official髭男dism ・HELLO ・Editorial ・MIXED NUTS (7)松任谷由実 ・POP CLASICO ・宇宙図書館 ・深海の街 (8)映像の面白さ ・HARUHI 「BANQUET」 ・Mr.Children 「SMF」 (9)まちづくり ・てっぱん ・アオーレ長岡 ・マチニワ ・青の森へ ・にゅ~盆踊り ・リボーン踊り ・まほう (10)CM関係 ・想像力会議 ・TOYOTA DREAM CAR ・トヨタ夢のクルマアートコンテスト ・SONY 好奇心に、出会おう ・音を見てみよう ・SKYDRIVE (11)文化事業 ・養老牛小学校 (12)映画関係 ・男はつらいよ50 ・キネコ国際映画祭 (13)地域事業 ・到津の森公園 ・むさしのエコreリゾート ・八戸レビュウ (14)ATELIER&SHOP goen° (15)震災時の告広 ・節電中です ・pray for Japan ・Suntory 上を向いて歩こう (16)CM関係2 ・組曲 ・niko and… |

こんな方におすすめ|受講生の声

——これまでのキャリアを教えてください
私は大学院を卒業後、2014年に博報堂に入社しました。2017年からTBWA\HAKUHODOへ出向しています。現在はDisruption Labというクリエイティブチームに所属して、主に日産自動車やマクドナルドを担当。CM企画、アクティベーション、イベント、商品開発など幅広く企業の事業成長に貢献する業務を行っています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
当社には自己スキル向上のために研修を受ける際に会社が研修費を支援する制度があります。本講座に決めたのは、佐藤可士和さんの講座を受講したいなと思ったことがきっかけです。他の気になる講座も受講したく、10講座を受講できるチケットを購入しました。すべて私が受講する予定です。
——本講座はクリエイティブディレクターやアートディレクターの知見や技術の継承を目的に、「肉声で語ってもらう」動画コンテンツを作成、オンデマンド講座として提供しています
書籍と違って、講師の声で聞くことで理解度が全然違う気がします。お話をお伺いしてみたかったレジェンドのクリエイターの方のお話を聞けるので貴重な機会だと思いますし、業界的にもこれらのコンテンツがアーカイブされる価値があると感じていますね。また動画形式だと倍速の再生ができ、効率的に時間を過ごした気持ちになれるので気に入っています。
——関谷さんのような広告業界の方が、事業拡大に貢献し続けてきたトップクリエイターに学ぶことのメリットや効果についてどう考えていますか
博報堂やTBWA\HAKUHODOでは社内の教育制度が充実していて、トップクリエイターの話を聞く機会はもちろんあるのですが、独立した方や他社の方のお話を伺えるチャンスはそう多くはありません。そういう意味で、本講座の受講は魅力的でした。
例えば佐藤卓さんの講座では、「明治の『おいしい牛乳』をどのように売るかと考えた」というお話がありました。デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられたお話だったので、大変参考になりました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
今回受講を通して、佐藤可士和さん、佐藤卓さん、原野守弘さんをはじめ講師をはじめ講師の方々の仕事の事例や仕事に対する姿勢を伺う機会を得て感じたのは、やはり本人の言葉で説明をしていただけると、スーッと話が頭に入ってくるということです。「なるほど」と頷くことが多々ありました。こういった発見や気づきは、実務においても生きてくると思います。
また講師の方々が話してくださった経歴は、今後の自分はどうあるべきかと考えるきっかけになり、多くのヒントをいただけたと考えています。

——現在担当されている業務について教えてください。
私はカテゴリ統括部に所属しています。運動部の部活生をターゲットにしているCPS(コア・パフォーマンス・スポー ツ)で、テニスとバレーボールのマーケティングを担当しております。業務にはマーケティングの他、広告も含まれています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
きっかけは貴誌のメルマガです。私は広告も担当しておりますが、予算の都合上、自分たちでコピーライティングを 含めクリエイティブを制作する場合も少なくありません。そのため私自身がスキルを持つ必要があり、受講を決めました。
——講座の学びを実践して成果になったと感じることを教えてください。
今回私は10チケットを購入したので、多くの著名な講師の中から10名選び受講しました。講師のラインナップはバ ラエティーに富んでいました。その中からクリエイティブディレクター、コピーライター、女性、男性と幅広く選択しました。 どの講座もとても勉強になりました。特に講師はコピーライティングでご活躍されている方々なので、「どのようなことに気 を配って制作しているのか」というお話はとても参考になりました。
——講義で印象に残っていることがあれば教えてください。
私はテニスシューズ等のコピーを考えるので、コピーライターの小西利行氏の講座が一番参考になりました。具体 的な話が多くわかりやすかったし、スキルアップにつながる講座でした。 実は受講前はクリエイティブに携わっている講師の方々なので、感覚でクリエイティブ制作を行っているのではないかと いう先入観がありました。ところが全ての講師がご自身の知見をわかりやすく言語化して伝えてくださいました。さすがト ップのクリエイターの方々だと思いました。
また講師の方々のお話には、クライアント企業の経営の上流工程部分に携わる発言が多くありました。マーケティングの 最終ゴールはKGIの達成だと思いますので、とても勉強になりました。新鮮だったのは浅井雅也さんの講座です。正に今 の時代の先端をいっているという印象を受けました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
多くの講師の方々の、「高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている姿」を拝見 して、つい「私も腕試しをしたい」という思いに駆られてしまいました。仕事のモチベーションが上がったことは確かです。

クリエイター・マーケターからの推薦

「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違う のか!?」という驚きをもってこの講義を見ていました。
講師のおふたりは2001年にアメリカの美術学校で出会い、NY でデザイン事務所を設立。アメリカでゼロからスタートして、あら ゆる経験を積まれているからこその、実践的で先進的なお話がた くさんあって目鱗でした。
特に印象的だったのは、ソーシャルデザインとブランディング におけるパーパスの部分。 「デザイナーが社会のために何ができ るか(=ソーシャルデザイン)」というパートは日本ではなかなか 聞けない貴重なお話でした。そのジャンルが日本より進んでいる アメリカでの経験があるからこそ、仕事の種類の違いや、進め方・ お金の話までしっかりと学ぶことができます。
「デザインは問題解決をする仕事。見た目がいいものをつくる ことではない。」というデザインの本質をとうとうと語られる姿に 背筋が伸びる気分でした。若いデザイナーさんや、独立して海外 でも仕事したい人にオススメです。
※適宜挟まるCOFFEE BREAKはおふたりの人柄や関係が見 えて、すごく温かい気持ちになれます。本当に丁寧に、根幹からブ ランドと向き合っていらっしゃるのがわかります。

「ことばは、音である」 一倉宏さんのこの指摘にハッとした。
確かに、言葉はもともと発話するためにうまれたものだ。そし て、スマートフォンやパソコンで黙読ばかりしている私たちは、こ のことを見落としがちだ。
講義では、一倉さんがご自身の作も含む数々の名コピーを読 み上げている。どのコピーも、「音」としてとても耳心地がいいこと に驚かされる。(気品と知性、そして優しさを感じさせる一倉さんの 声によるところも大きい)ワープロやパワーポイントばかり使っ て、身体性を欠いたコピーを書いてはいないかという自分への戒 めとしたい。
その他、「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」な ど、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている。 1950年代までさかのぼってコピーの歴史を学べるのもうれしい。
一倉さんは科学者のいうエレガントな答え=見事な解決法の ようなコピーを書きたい、と語られている。コピーや広告を学ぶ者 にとって、この講座こそが「エレガントな答え」であることは私が 保証する。

現在販売中のおすすめの講座

ヒットメーカーの企画術 徹底攻略講座
市場性と独自性を兼ね備えた、競争力の高いアイデアを生み出すクリエイターはどのような企画術をもっているのでしょうか。誰もが知るあの広告を生み出したヒットメーカーが、企画を立てる際に考えている裏側の思考法・企画術を学ぶ講座です。本講座では、ブレークスルーの「6つの過程」を分解し、それぞれに強みをもつトップクリエイターが登壇。ヒットを生み出す三者三様の企画術を学び、実務においても汎用性のある体系だった企画の考え方を身につけます。

お申し込み
クリエイティブライブラリー森本千絵編
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。 ※ お申込み後メールにて受講方法をご案内します。 ※ 視聴期間の終了は終了日の23:59までとなります。 ※ 視聴期間中の一時中断・再開が可能です。 繰り返しの視聴もできます。 |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 本講義は、オンライン配信講義となります。ご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。会議室等で複数人が視聴する上映会は、著作権法第22条の2に定められている権利者の「上映権」を侵害する無断上映=違法行為となります。違反行為が発覚した場合、法的対応を含む、しかるべき措置を取らせていただきます。複数名受講には、人数分のお申込みか、オンデマンド研修(人数無制限プラン)をご利用ください。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 ・受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 ・お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。なお、お申込み後のキャンセルは原則承っておりません、詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |
受講価格 | 【1名受講】 20,000円(税込 22,000円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます 【人数無制限プラン】 500,000円(税込 550,000円) ※申込金20%を含みます |