PROFILE
主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループ、セブン-イレブンジャパンのブランドクリエイティブディレクション、「カップヌードルミュージアム」「ふじようちえん」のトータルプロデュースなど。近年は日清食品ルミュージアム」「ふじようちえん」のトータルプロデュースなど。近年は日清食品関西工場や武田グローバル本社など、大規模な建築プロジェクトにも従事し、「ユニクロパーク横浜ベイサイド」「くら寿司浅草ROX店」は、特許庁による日本国内初となる内装意匠に登録された(2020年11月)。また、文化庁・文化交流使としていくことにも注力している。
毎日デザイン賞、東京ADCグランプリほか多数受賞。慶應義塾大学特別招聘教授(2012-2020)、多摩美術大学客員教授。著書「佐藤可士和の超整理術」(日本経済新聞出版社)ほか。2021年春には国立新美術館にて「佐藤可士和展」開催。
講座概要
“日本を代表するクリエイティブディレクター 佐藤可士和氏から、
クリエイティブディレクションの「プロセス」と「考え方」の真髄を学ぶ”
日本を代表するクリエイティブディレクター佐藤可士和氏から、クリエイティブディレクションの技術を駆使し、価値の源泉を創り出す術を学びます。特に、広告コミュニケーションの技術を越境させ、経営やブランディングにまで領域を広げて活躍するための「開拓技術」は、今後のクリエイター・プランナーの必修科目。根幹にある考え方を、講師が手掛けた事例の背景からひも解き、「型」「思考法」を身に着けます。
本講座で身につけるポイント
優れたアイデアを生み出す
発想の型を習得する
“クリエイティブディレクションの
捉え方・向き合い方の作法”
クリエイティブディレクションの定義や手法には、様々な考え方が存在します。本講座では、日本を代表するクリエイティブディレクターとして、広告界を牽引してきた佐藤可士和氏がこれまでに培った経験から導き出した「クリエイティブディレクションの教科書」に値する肝を解説します。
“クリエイティブディレクションの
捉え方・向き合い方の作法”
クリエイティブディレクションの定義や手法には、様々な考え方が存在します。本講座では、日本を代表するクリエイティブディレクターとして、広告界を牽引してきた佐藤可士和氏がこれまでに培った経験から導き出した「クリエイティブディレクションの教科書」に値する肝を解説します。
事業を成長に導くトップクリエイターの
思考法を習得する
“コンセプトはバイブルであり、設計図
クライアント/メンバーに共有し、常に判断の軸にする
課題を解決するためのすべてのプロジェクトに存在するコンセプト。講師が重要と語る「コンセプトメイキングの鮮やかさがコミュニケーションの質を左右する」という考え方について徹底解説。広告やデザインを超えてもなお機能する本質的なコンセプトメイキングの思考法を学びます。
“コンセプトはバイブルであり、設計図
クライアント/メンバーに共有し、常に判断の軸にする”
課題を解決するためのすべてのプロジェクトに存在するコンセプト。講師が重要と語る「コンセプトメイキングの鮮やかさがコミュニケーションの質を左右する」という考え方について徹底解説。広告やデザインを超えてもなお機能する本質的なコンセプトメイキングの思考法を学びます。
自身の専門分野を軸に越境し
領域を拡張する開拓技術を習得する
“経営のパートナーとして、
企業や経営者の想いやエネルギーをコンセプトにまとめる”
広告業界で培ったクリエイティビティは、なぜ広告界を超えて経営のパートナーとしても機能させられるのか。講師が考えるクリエイターの仕事の変化と、今後求められる普遍的な能力について学びます。さらに、これからを生き抜くための技術としての「モノを感じる力の解像度」について、解説します。
“経営のパートナーとして、
企業や経営者の想いやエネルギーをコンセプトにまとめる”
広告業界で培ったクリエイティビティは、なぜ広告界を超えて経営のパートナーとしても機能させられるのか。講師が考えるクリエイターの仕事の変化と、今後求められる普遍的な能力について学びます。さらに、これからを生き抜くための技術としての「モノを感じる力の解像度」について、解説します。
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
---|---|
約75分 | (1)クリエイティブディレクションの捉え方、向き合い方 ・認知されることは簡単ではない。 ・一般の人はクリエイティブやデザインにそれほど関心があるわけではない ・コミュニケーションのスピード、遠心力 ・対話こそがクリエイティブ (2)クリエイティブディレクションを超える仕事の幅と役割 ・デザイン、メディアの定義を拡張し続けた ・コンセプトメイキングの鮮やかさがコミュニケーションの質を左右する ・事業はコミュニケーションのひとつのメディア (3)仕事の進化 ・経営のパートナーとして、企業や経営者の想いやエネルギーをコンセプトにまとめる ・実現しないアイデア それは妄想 ・アイデアや戦略を実装できるかたちで一緒に関わり、全体を見ていく (4)佐藤可士和展ができるまで ・展覧会全体をクリエイティブディレクションという営みを伝えるひとつの「作品」に見立てる ・映画と同じぐらいの入場料だから、ハリウッド映画の満足感に匹敵するものにする ・プロから子供たちまで、面白がってもらえるポイントをつくる (5)価値の源泉をどう創り出すか ・人間は新しいものを本能的に欲しがっている ・ブランドづくりで最も大事なことは全体感 ・コンセプトはバイブルであり、設計図。クライアント/メンバーに共有し、常に判断の軸にする。 (6)これから、この先をどう考えるか ・企業が主語で語る時代から、社会を主語として語るべき時代へ ・前提を疑う。否定するのではなく、その前提を正しいのかと一度検証してみる ・ロジックで分析できないようなこと、感触のようなものが重要~モノを感じる力の解像度 |
こんな方におすすめ|受講生の声
——これまでのキャリアを教えてください
私は大学院を卒業後、2014年に博報堂に入社しました。2017年からTBWA\HAKUHODOへ出向しています。現在はDisruption Labというクリエイティブチームに所属して、主に日産自動車やマクドナルドを担当。CM企画、アクティベーション、イベント、商品開発など幅広く企業の事業成長に貢献する業務を行っています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
当社には自己スキル向上のために研修を受ける際に会社が研修費を支援する制度があります。本講座に決めたのは、佐藤可士和さんの講座を受講したいなと思ったことがきっかけです。他の気になる講座も受講したく、10講座を受講できるチケットを購入しました。すべて私が受講する予定です。
——本講座はクリエイティブディレクターやアートディレクターの知見や技術の継承を目的に、「肉声で語ってもらう」動画コンテンツを作成、オンデマンド講座として提供しています
書籍と違って、講師の声で聞くことで理解度が全然違う気がします。お話をお伺いしてみたかったレジェンドのクリエイターの方のお話を聞けるので貴重な機会だと思いますし、業界的にもこれらのコンテンツがアーカイブされる価値があると感じていますね。また動画形式だと倍速の再生ができ、効率的に時間を過ごした気持ちになれるので気に入っています。
——関谷さんのような広告業界の方が、事業拡大に貢献し続けてきたトップクリエイターに学ぶことのメリットや効果についてどう考えていますか
博報堂やTBWA\HAKUHODOでは社内の教育制度が充実していて、トップクリエイターの話を聞く機会はもちろんあるのですが、独立した方や他社の方のお話を伺えるチャンスはそう多くはありません。そういう意味で、本講座の受講は魅力的でした。
例えば佐藤卓さんの講座では、「明治の『おいしい牛乳』をどのように売るかと考えた」というお話がありました。デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられたお話だったので、大変参考になりました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
今回受講を通して、佐藤可士和さん、佐藤卓さん、原野守弘さんをはじめ講師をはじめ講師の方々の仕事の事例や仕事に対する姿勢を伺う機会を得て感じたのは、やはり本人の言葉で説明をしていただけると、スーッと話が頭に入ってくるということです。「なるほど」と頷くことが多々ありました。こういった発見や気づきは、実務においても生きてくると思います。
また講師の方々が話してくださった経歴は、今後の自分はどうあるべきかと考えるきっかけになり、多くのヒントをいただけたと考えています。
——現在担当されている業務について教えてください。
私はカテゴリ統括部に所属しています。運動部の部活生をターゲットにしているCPS(コア・パフォーマンス・スポー ツ)で、テニスとバレーボールのマーケティングを担当しております。業務にはマーケティングの他、広告も含まれています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
きっかけは貴誌のメルマガです。私は広告も担当しておりますが、予算の都合上、自分たちでコピーライティングを 含めクリエイティブを制作する場合も少なくありません。そのため私自身がスキルを持つ必要があり、受講を決めました。
——講座の学びを実践して成果になったと感じることを教えてください。
今回私は10チケットを購入したので、多くの著名な講師の中から10名選び受講しました。講師のラインナップはバ ラエティーに富んでいました。その中からクリエイティブディレクター、コピーライター、女性、男性と幅広く選択しました。 どの講座もとても勉強になりました。特に講師はコピーライティングでご活躍されている方々なので、「どのようなことに気 を配って制作しているのか」というお話はとても参考になりました。
——講義で印象に残っていることがあれば教えてください。
私はテニスシューズ等のコピーを考えるので、コピーライターの小西利行氏の講座が一番参考になりました。具体 的な話が多くわかりやすかったし、スキルアップにつながる講座でした。 実は受講前はクリエイティブに携わっている講師の方々なので、感覚でクリエイティブ制作を行っているのではないかと いう先入観がありました。ところが全ての講師がご自身の知見をわかりやすく言語化して伝えてくださいました。さすがト ップのクリエイターの方々だと思いました。
また講師の方々のお話には、クライアント企業の経営の上流工程部分に携わる発言が多くありました。マーケティングの 最終ゴールはKGIの達成だと思いますので、とても勉強になりました。新鮮だったのは浅井雅也さんの講座です。正に今 の時代の先端をいっているという印象を受けました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
多くの講師の方々の、「高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている姿」を拝見 して、つい「私も腕試しをしたい」という思いに駆られてしまいました。仕事のモチベーションが上がったことは確かです。
クリエイター・マーケターからの推薦
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違う のか!?」という驚きをもってこの講義を見ていました。
講師のおふたりは2001年にアメリカの美術学校で出会い、NY でデザイン事務所を設立。アメリカでゼロからスタートして、あら ゆる経験を積まれているからこその、実践的で先進的なお話がた くさんあって目鱗でした。
特に印象的だったのは、ソーシャルデザインとブランディング におけるパーパスの部分。 「デザイナーが社会のために何ができ るか(=ソーシャルデザイン)」というパートは日本ではなかなか 聞けない貴重なお話でした。そのジャンルが日本より進んでいる アメリカでの経験があるからこそ、仕事の種類の違いや、進め方・ お金の話までしっかりと学ぶことができます。
「デザインは問題解決をする仕事。見た目がいいものをつくる ことではない。」というデザインの本質をとうとうと語られる姿に 背筋が伸びる気分でした。若いデザイナーさんや、独立して海外 でも仕事したい人にオススメです。
※適宜挟まるCOFFEE BREAKはおふたりの人柄や関係が見 えて、すごく温かい気持ちになれます。本当に丁寧に、根幹からブ ランドと向き合っていらっしゃるのがわかります。
「ことばは、音である」 一倉宏さんのこの指摘にハッとした。
確かに、言葉はもともと発話するためにうまれたものだ。そし て、スマートフォンやパソコンで黙読ばかりしている私たちは、こ のことを見落としがちだ。
講義では、一倉さんがご自身の作も含む数々の名コピーを読 み上げている。どのコピーも、「音」としてとても耳心地がいいこと に驚かされる。(気品と知性、そして優しさを感じさせる一倉さんの 声によるところも大きい)ワープロやパワーポイントばかり使っ て、身体性を欠いたコピーを書いてはいないかという自分への戒 めとしたい。
その他、「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」な ど、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている。 1950年代までさかのぼってコピーの歴史を学べるのもうれしい。
一倉さんは科学者のいうエレガントな答え=見事な解決法の ようなコピーを書きたい、と語られている。コピーや広告を学ぶ者 にとって、この講座こそが「エレガントな答え」であることは私が 保証する。
現在販売中のおすすめの講座
誰もが知るあの広告を生み出した裏側で、クリエイターは何を考え企画をしているのでしょうか。市場性と独自性を兼ね備え、競争に勝ち抜き圧倒的な成果をあげた広告アイデアを生み出したクリエイターから、ブレイクスルーの「6つの過程」を分解し、学びます。
登壇する18名のクリエイターは、多くの人が一度は見聞きしたことがある広告を手掛けたヒットメイカー。ブランド、競合、顧客の3Pを正しく認識し、新しい常識と爆発的な成長を生み出す思考の過程を、手掛けた数々の事例を紐解きながら解説します。
また、本講座ではヒットの構造を6つのステップに分けて定義。それぞれのステップに強みを持つクリエイターが1ステップにつき3人ずつ講義します。三者三様の企画術を学び、視座を広げることで、実務においても汎用性のある体系立った企画の考え方を身につけます。
お申し込み
クリエイティブライブラリー佐藤可士和編
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。 ※ お申込み後メールにて受講方法をご案内します。 ※ 視聴期間の終了は終了日の23:59までとなります。 ※ 視聴期間中の一時中断・再開が可能です。 繰り返しの視聴もできます。 |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 本講義は、オンライン配信講義となります。ご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。会議室等で複数人が視聴する上映会は、著作権法第22条の2に定められている権利者の「上映権」を侵害する無断上映=違法行為となります。違反行為が発覚した場合、法的対応を含む、しかるべき措置を取らせていただきます。複数名受講には、人数分のお申込みか、オンデマンド研修(人数無制限プラン)をご利用ください。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 ・受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 ・お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |
受講価格 | 【1名受講】 20,000円(税込 22,000円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます 【人数無制限プラン】 500,000円(税込 550,000円) ※申込金20%を含みます |