「人的資本」「健康経営」「ESG」 年々高まるIRコミュニケーションの重要性
企業価値を高めるIR担当者養成講座
- テーマ
- ビジネス・問題解決スキル 広報・PR・経営管理
- 形式
- オンデマンド
- 対象者
- 新入社員 若手社員 中堅・マネージャークラス

講座概要
数字に表れない企業価値の発信はIR担当者の腕の見せ所
財務データに表れにくい企業の取り組みに対して、投資家の視線が注がれています。2023年1月に義務化された、有価証券報告書への人的資本情報の記載もその流れを汲んでいると言えるでしょう。投資家との間で、株価や配当による数字だけの繋がりにとどまっている限り、業績が好調なときには心強い支援者であっても、停滞の兆しが見えた途端、厳しい視線が向けられることになります。その中でデータ以外の価値をいかに伝え、頷かせることができるかは、まさにIR担当の腕の見せどころです。
この研修で得られるもの
- IR担当者として必要なスキルが整理できる
- 投資家の視点を知って情報発信ができるようになる
- 人的資本など新たな注目ワードがインプットできる
- IRに関するインターナルコミュニケーションの手法が分かる
このような方に最適な研修です
- IRメンバーのキャリアが引かれておらずどのようなスキルを身に付けるべきか言語化できていない
- 社内での情報収集ネットワークを他社ではどう作っているのか
- 株主・投資家からの意見をどう社内にフィードバックすれば有益な情報になるか
- 自社のIR 目標や方針が不明瞭で何を成果とするかもフワフワしている
本研修のポイント
ポイント①IR担当者に必須のスキルセットが分かる
社内で調整し、資料に落とし込み、社外に情報発信するIR担当者には、総合的なビジネス能力が求められます。しかし、具体的に何が必要で、何が足りていないのかを認識しなければ、強化することはできません。講義ではそのスキルを「企画・情報収集」「分析・評価」「表現・発信」に分けて明示します。新任のIR担当者が、部門の戦力となるために、そしてその先のリーダーとして活躍するために何のスキルをインプットするべきなのかを確認します。
ポイント②ガバナンスコード時代のトレンドが身につく
形式的に応答を終える「シャンシャン総会」という言葉も、いまや死語になりつつあります。株主と企業の健全な関係性を下支えする思想・行動指針である「プリンシプルベース・アプローチ&コンプライ・オア・エクスプレイン」を理解することは、ガバナンスコード時代のトレンドを理解することに繋がります。「●●の時は××をする」という硬直的な理解ではなく、原理原則を押さえることでESGや人的資本に匹敵する、新たな潮流が将来的に生まれた際の対応力を養います。
ポイント③機関投資家・IR支援会社・IR担当者の3つの視点から業務の解像度を上げる
本講座では国内外のアセットマネジメントで活躍してきた企業調査の専門家、長年企業と伴走しているIR支援員、社外のみならず社内への株式情報発信で企業価値を高めている企業のIR担当者が登壇します。新任担当者が関わるステークホルダーの視点を講義でインプットすることで、「この情報が誰の何に役立つのか」を立体的に理解します。その結果、一つ一つの業務の解像度を高めることを目指します。
💡研修担当者が検討しやすいポイント
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●業務に追われるなかでも短時間で受講できるオンデマンド講座
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●IR・統合報告書の質が企業価値に直結する時代に対応
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●データの羅列にとどまらない、「伝わる」構成や表現のポイントを解説
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●報告書を作成・企画する担当者にとって、実務に直結する知識を体系的に学べる
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講義資料は、類似テーマの講座からの引用で、イメージです。
想定カリキュラム案
時間 | 講義内容 |
第1部 約80分 |
「投資家」の心理を学ぶIR担当者に求められる心構えと技術
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第2部 約70分 |
「IR支援専門家」に学ぶIR担当者の基本動作
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第3部 約90分 |
「企業のIR担当者」に学ぶ企業価値向上のIR実践
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想定カリキュラムです。ご希望に合わせてカスタマイズ可能です。詳細はご相談ください。
講師候補の紹介

福田 智美氏
お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所 研究員 ラザード・ジャパン・アセットマネージメント シニア・ヴァイス・プレジデント/シニア・リサーチ・アナリスト
2001年より運用業界に従事し、機関投資家として年間多くの日本企業とエンゲージメント対話を行っている。財務と非財務(ESG)の両視点から企業を調査、分析し企業の価値向上を目指している。日経統合報告書アワード審査委員。お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所では産官学連携のもと企業の持続的な社会実現にむけた取り組みの研究を行っている。 専門分野:ダイバーシティ経営・ESG経営・企業の情報開示・金融経済学

大森 慎一氏
バンカーズ 取締役
応用物理化学専攻の大学院前期博士(修士)課程修了。理系ながらいわゆる文系就職。大手証券会社系総合研究所にて証券アナリスト、国内格付機関にて債券格付アナリスト、証券会社引受審査部で引受審査と、一貫して有価証券報告書と向き合う。IPOバブルに関わり、独立系IPO・IRコンサルタントへ転身。現在、融資型CFプラットフォーマー『Bankers』の運営に携わる。月刊広報会議にて、「IRの学校」を連載(2014年~)

緒方 史乃氏
メルカリ IR担当
新卒で証券会社に入社。その後IRコンサルティング会社での海外リサーチ業務やスマホ向けゲーム会社でのIR業務を経て、2018年より株式会社メルカリにてIR担当として従事。
2022年より立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(MBA)に在籍。
当社教育講座・研修に登壇実績がある方より抜粋
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