経営者側の一員として、経営上 重要な組織を運営するためにこれからの部長に必須の仕事術を身につける
『部長の仕事術』実践講座
- テーマ
- 人材育成 コミュニケーション ビジネス・問題解決スキル
- 形式
- オンデマンド
- 対象者
- 部長・経営層

講座概要
長期的な成功を築くために、 「部長の仕事」の普遍的な原理・原則を身につける
プロジェクトリーダーから主任、主任から課長職までのキャリアとは異なり、課長職から部長職へキャリアアップした際に、その業務の違いに戸惑う方は多いです。それは、「従業員の長」から「経営者側の人間」になるという差によって生じます。課長までは一般社員と過ごす時間が多く、現場レベルの仕事が大半でしょう。しかし、部長になると経営側との仕事が多くなり、経営レベルの判断が求められることになります。つまり、部長が課長までと違うところは、「経営上の重要な判断を担う立場、部門の長」であるという点です。本講座では、政府系金融機関に勤めたのち、「アーサー・アンダーセン」「日本コカ・コーラ」「GE」などでFP&Aディレクター、米国本社経営企画担当マネジャーなどを歴任した著者の川井氏から、抽象的な「あるべき論」ではなく、著者自身が周囲の優秀な人から実際に学んだこと、実行した「実践的な手法」を通して、「部長の仕事術」、つまり「経営上重要な組織を運営する能力・方法」を身につけます。
この研修で得られるもの
- 部長職で成果を出すための「組織の動かし方」を身につける
- 役員が部長職に求める「能力・スキル」を理解できる
- 権限だけで人が動かない時代に必要な「政治力」を学ぶ
- 直接の指導ができない中での部下の育成方法が分かる
- 部長が身につけるべき、人がついてくる「人間力」の正体が分かる
このような方に最適な研修です
- 実績を出して 部長職に昇進したは良いものの、 現場と遠い立場で成果を生みだす 方法が分からない
- 新規施策を 進めたいのに、他部門の協力が 得られず、 施策が 思い通りに進まない
- 成果を上げるためにコミュニケーションを とっていたのに、部下から総スカンを くらってしまった
- 細やかな指示を出している時間はないが、大まかな指示だけでは、意図した動きをしてもらえない
- 若手を直接指導することはないが、部内の部下育成をもう少し改善できないものだろうか
本研修のポイント
ポイント①境界線を横断する部長職のマネジメント
部長職に上がった際に成果を上げることが困難になる1つの要因として、自部門の実績だけでなく、他部署との調整を考慮しなければならない点が挙げられます。部長が判断することは自分の部署だけでなく、他の部署や会社全体の経営にも影響を与えることが飛躍的に多くなってきます。したがって自分の部署の実績だけ上げれば良いわけではありません。課長までは自分の部署の実績を上げるために他部署と揉めても、部長が取り直してくれます。しかし、部長クラスで自分の部署しか見えていない行動ばかりとっていれば、バランス感覚のない人間として、部長失格の烙印を押されてしまいます。そこで本講座では、他の部署や会社全体の経営のバランスを保ちつつも、組織を動かし成果をあげる、境界線を横断する部長としてのマネジメント能力を身につけます。
ポイント②部長職に求められる間接的な部下の育成方法
課長職までは現場との距離感も近いため、1つの手漕ぎボードに4人が4つのオールを持っているような形で、お互いが見えています。そのため、多少「自分の仕事を見せて仕事を覚えさせる」ということができますが、部長が同じやり方では全くうまくいきません。部長職であれば大きな船で他の漕ぎ手が見えない状況です。しかも、船が大きいので他の船にぶつかる可能性も大きいです。そういった中で、部長が個々の従業員に対して、細やかな指示をすることは現実的に不可能ですし、自立的な組織形成のためには行うべきではありません。しかし、大まかに方向性を示すような言葉だけでは、意図した通りの動きをしてもらうことは困難です。そこで本講座では、部長職に求められる間接的な部下の育成方法について学びます。
ポイント③高い壁を突破するための組織を動かす”人間力”
若手が仕事をするうえで大事な事は仕事スキルの向上です。しかし地位が上がり、人を動かすようになると、それだけでは人はなかなか付いてこないものです。そこで大切になるのがいわゆる「人間力」です。例えば、人を動かすためには「伝え方」が大切で、若手のうちはプレゼンテーション力などを身につける必要があるでしょう。しかし、部長の判断で困難な選択をして、いざ人を動かす際に「伝え方のスキル」だけで人が動くのでしょうか?難しい判断になればなるほど「不安感もあるし大変だけど、この人の言うことならばやってみよう」と、最終的にはその人の人間性を信頼してついてくるケースが多いものです。しかし、「人間力」という言葉では抽象度が高すぎて、能力を高めようにもその手掛かりが見当たりません。そこで本講座では、言葉で人を動かす必要のある部長に求められる専門能力"人間力"をどのように形成するのか、著者の実践的な経験をもとに理解します。
💡研修担当者が検討しやすいポイント
- ●多岐にわたる業務の中で短時間のオンデマンド講座で研修ができる
- ●「組織を動かす」部長職で成果をあげることは会社の経営に大きく関わってくる
- ●キャリアップに伴い業務の違いに戸惑うことも多いため、経営レベルの判断を担うための思考や手法を学ぶ
- ●経営陣と一般社員を繋ぐ役割を円滑に行えるようになれば、業務の効率アップにもつながる
- ●部下との接点も多い部長職の育成方法によっては社員のスキルアップに大きな影響を与える
講義資料は、類似テーマの講座からの引用で、イメージです。
想定カリキュラム案
時間 | 講義内容 |
第1部 30分 |
理解しておかないと損をする部長と課長の違い
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第2部 90分 |
部長のマネジメント力の処方箋
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第3部 60分 |
部長の専門能力のカギ
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想定カリキュラムです。ご希望に合わせてカスタマイズ可能です。詳細はご相談ください。
講師候補の紹介

川井隆史 氏
(株)ハンズオン・CFO・パートナーズ代表取締役社長 株式会社グローバルダイニング社外取締役(監査等委員会委員) 経営学修士(MBA)、公認会計士、税理士
大学卒業後、政府系金融機関を経て、アンダーセン、日本コカ・コーラ、GEに勤務、FP&Aディレクター、米国本社経営企画担当マネジャーなどを歴任した。その後上場ベンチャー企業等においてCFOとして活躍後、独立開業している。
実例をつかった会計・税務・数字の見方、使い方などの実戦的な企業研修やグローバル企業やベンチャーを中心とした会計・税務のコンサルティング業務を手がけている。
著書に「地頭を鍛えるビジネス教養 会計力」(ソシム)『現場で使える 会計知識』『現場で使える 決算書思考』『部長の仕事術』(以上、明日香出版社)、『外資系エリートが実践する「すぐ成長する」仕事術』(日本実業出版社)がある。
当社教育講座・研修に登壇実績がある方より抜粋
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