「手あたり次第に終わらせる」姿勢が業務を増やす。まず身につけるべきは、仕事の手戻りを減らす着実な進行方法

仕事の「質」と「スピード」が上がる 『仕事の順番』実践講座

テーマ
ビジネス・問題解決スキル 企画・資料作成・プレゼン
形式
オンデマンド
対象者
新入社員 若手社員 中堅・マネージャークラス

講座概要

“手戻り”のムダを徹底的に排除する。 周囲から高い評価を得つつ、成果を生み出す“仕事の順番”を理解する

ビジネスパーソンであれば誰しもが仕事を効率的に勧めたいと考えているでしょう。しかし、ひとそれぞれ取り組む仕事の種類が異なり、また状況も変化していく中で、自分にピッタリ合った個別具体的な仕事の進め方を教えることができる人は多くいません。しかし、仕事の内容にかかわらない”着手の順番”の基礎を押さえることで、手戻りや突発的なトラブルをなるべく抑えて、色々な業務を効率的に並行して進めていくことが可能になります。本講座では、著者の田中氏が、戦略コンサルタントとして多様なプロジェクトに携わる中で、少しのミスが致命的な遅れにつながってしまう厳しい状況下で身に着けた「成果につながる仕事の順番」を体系的に解説。仕事に着手する前に行うべき準備や、上司に気が利いているなと思われるテクニックなど、すぐに使えるノウハウを徹底解説します。

この研修で得られるもの

  • ビジネスパーソンに共通する生産性、効率を上げる基礎的な仕事術
  • 気合いや根性論ではない、抱えきれないタスクの処理方法が分かる
  • 手間を増やすトラブルを未然に防ぐ仕事の順番を理解する
  • 進捗が悪い人に共通する“良くない仕事の進め方”が理解できる
  • 正確に時間の見積もりができ、先の予定を見通せるようになる

このような方に最適な研修です

  • 段取り八分とは言うもののいつも納期に追われているため立ち止まって考えている暇がない
  • 日々多くのタスクを処理しているが、次から次へとタスクが発生し、なかなか仕事が楽にならない
  • 着手前にスケジュールは引いているのだが突発案件のせいで計画通りに進んだことがない
  • 事前にスケジュールを共有しているにもかかわらず上司の確認が遅くまた焦ることになった
  • 部下は臨機応変に動いて いるつもりだが、進め方が毎回変わるので 状況の確認ができず困っている
  • アイデアが欲しいので会議を設定したが状況報告や前提確認ばかりで得られるものが少なかった

本研修のポイント

ポイント①目的地にたどり着くための道筋の組み立て方

「仕事ができる」と呼ばれる人でも、案件の処理速度自体はそこまで変わらないことは多々あります。しかし、「できる人」と「できない人」で大きく異なるのが「仕事の進め方」です。「仕事ができない」と悩んでいる人の中には、業務進行の不安があるばかりに目の前の仕事にすぐに着手してしまうことがあるが、それがかえって手戻りを増やし、余計な仕事を発生させているケースは少なくありません。そこで本講座では、仕事を思い込みや感覚で進めるのではなく、その場その場で適切な相手に必要な情報共有を行いながら、あらかじめ定められた作業手順をもとに、着実に業務を進めるための、道筋の組み立て方を学びます。

ポイント②時間がない中で納期に間に合わせるための作業の見積もり方

「とりあえずやってみる」という心がけは、チャレンジ精神としては必要ですが、「うまくいかなくて困ってから、どうしようかなと考える」という進め方では、いざ間に合わない可能性が浮上した際に、対応することができなくなってしまいます。また自分のペース、理解だけで仕事を進めてしまうと、依頼者の意思や意向を汲み取り切れず、手戻りが発生するリスクも高めてしまいます。そこで本講座では、仕事の質を高める「作業時間の見積もり方」を学び、周囲からの信頼を得る「納期を守れる仕事の進め方」を獲得します。

ポイント③作業をスケジュールに落とし込むためのポイント

ビジネスパーソンは、通常、多くの事務作業が存在します。「営業は、営業活動だけしていればいい」ということはありません。朝会に出席したり、上司との面談があったり、など多くの場合、複数の仕事を並行している場合がほとんどです。そのため、作業全体に要する時間は見積もることができたとしても、先々を見据えてスケジュールを予定しなければ突発的な案件や、トラブル対応等が発生した際に、リカバリーすることができなくなってしまいます。しかし、あまりに多くのバッファ(予備時間)を組み込んでいては、生産性が上がることはありません。また、スケジュールを組む段階で自身の努力目標をもとに設定してしまい、最終的に全て中途半端な進め方をしてしまっているケースも多くあります。そこで本講座では、進行の質とスピードを両立するスケジュールの立て方を具体的なマイルストーンの設定方法などを踏まえて学びます。

💡研修担当者が検討しやすいポイント

    • ●業務に追われるなかでも短時間で受講できるオンデマンド講座
    • ●自分にあった仕事の進め方を見つけるきっかけにできる
      
    • ●手あたり次第の作業の進め方ではなく、作業量を見積もってから業務にあたることで、結果的にスムーズに働くことができる
      
    • ●社員それぞれの仕事が効率化できれば、部署や会社全体の向上に繋がる
      

講義資料は、類似テーマの講座からの引用で、イメージです。

想定カリキュラム案

時間 講義内容
第1部
50分
仕事ができない人は、何が間違っているのか?
  • 仕事ができない人に共通する“ある傾向”
  • 仕事ができるとは「再現性が高い」ということ
  • 再現性を高めるために「順番」を意識する
  • 成功の振り返りが「成果の再現性」を高める
第2部
50分

仕事がスムーズに回りだす「順番」を考える
  • 仕事を進める基本の型「GRAPH」で考えればうまくいく
  • 正しい方向に向かうための”Goal”と”Route”をまず定める
  • 余計な仕事を増やさないための”Agreement”
第3部
50分
“仕事現場”で安心して仕事を任せられるためのふるまい方
  • 「感覚的に答える」前に「自分なりの考え」を示す
  • 仕事を前に進めるために部下も上司も自分も「駒」だと認識する
  • 小さな先回りで「気が利いてるな」と感じてもらう

想定カリキュラムです。ご希望に合わせてカスタマイズ可能です。詳細はご相談ください。

講師候補の紹介

田中 耕比古 氏

株式会社ギックス取締役/共同創業者

アクセンチュア株式会社、日本IBM株式会社入社などを経て、2012年、株式会社ギックスを設立し、取締役に就任。2022年3月、東証マザーズ(現グロース)に新規上場。 著書に、『一番伝わる説明の順番(フォレスト出版)』、『仕事の「質」と「スピード」が上がる仕事の順番(フォレスト出版)』、『思いつきを価値あるアウトプットに変える思考の手順(PHPビジネス新書)、『仮説とデータをつなぐ思考法 -DATA INFORMED-』などがある。

当社教育講座・研修に登壇実績がある方より抜粋

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