課題理解からテクノロジー活用まで。キャラクター活用の全プロセスを体系化。

『強いブランドをつくる企業キャラクターマーケティング戦略』実践研修

テーマ
マーケティング 制作物ディレクション・デザイン 広報・PR・経営管理 クリエイティブ・発想
形式
オンデマンド
対象者
マーケティングコミュニケーション担当者 クリエイター マーケティング部門 マーケティング 新入社員 若手社員 中堅・マネージャークラス

講座概要

キャラクターを企業の課題解決に活かす、ブランド設計力と実装力を磨く。

企業キャラクターは、単なるマスコットではありません。ブランドの人格であり、課題を解決する戦略的なソリューションです。 本講座では、企業が抱える「認知拡大」「差別化」「ファン育成」などの課題を、キャラクターを通じてどう解決できるのかを体系的に学びます。 キャラクターの設計から開発、デザイン、コミュニケーション展開、デジタル活用までを一貫して理解することで、自社ブランドの価値を中長期的に高める実践的なスキルを身につけます。 理論と最新事例の双方から「企業キャラクターの戦略的活用」を徹底的に解明します。

この研修で得られるもの

  • ブランド課題を解くキャラクター戦略思考
  • デザインとネーミングの相関設計理論
  • デジタル時代のCX戦略と最新事例
  • 「WHY・WHAT・HOW」で設計する開発手法
  • キャラクター運用によるファン醸成の仕組み

このような方に最適な研修です

  • キャラクターを“かわいい存在”ではなく、ブランドを動かす仕組みに変えたい
  • キャラクターをつくったけれど、ブランド成果とのつながりが見えない
  • 社内を巻き込みながら、キャラクター活用を戦略的に推進できるようになりたい
  • SNSやキャンペーン頼みではなく、キャラクターで一貫した顧客体験を設計したい
  • 外注任せでなく、自分でキャラクターの方向性を判断・提案できるようになりたい
  • ブランドの“らしさ”を、キャラクターを通じて生活者に伝え続けたい

本研修のポイント

01 キャラクターを「課題解決のためのソリューション」にする

企業キャラクターの本質を「ブランディング手段」ではなく、課題解決のソリューションとして捉える視点を学びます。広告やタレント起用など他の手法との比較を通じ、キャラクターが果たす“3つの基本機能(アイキャッチャー・コミュニケーター・インナーモチベーター)”を体系的に理解。キャラクターをブランド戦略の中核に位置づけるための考え方を整理します。

02 成功するキャラクターに共通する5つの条件を紐解く

なぜ成功するキャラクターは長く愛され、成果を生み続けるのか。「象徴性」「一貫性」「課題適合性」「感情的共感」「ブランド整合性」という5つの共通項をもとに、成功のメカニズムを分解。さらに、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」の開発事例をもとに、課題起点での開発プロセスとブランド資産化の実例を学びます。

03 課題から始める、戦略的キャラクター開発プロセス

キャラクター開発の出発点は“かわいいアイデア”ではなく“企業課題”です。
課題設定を起点に、企画・デザイン・ネーミング・世界観構築までを一貫して考えるプロセスを学びます。
象徴性・独自性・視認性・汎用性・倫理性という5つのデザイン要件を踏まえた実践的な開発ステップを具体的に解説します。

04 キャラクター世界観とブランド一貫性の設計方法

キャラクターをブランドの人格として機能させるためには、パーソナリティ・コミュニティ・ストーリーの3要素による世界観設計が不可欠です。
講義では、テレビ東京「ナナナ」を例に、ブランドトーンを保ちながら世界観を構築する方法と、運用を支える「スタイルガイド設計」の実務ノウハウを学びます。

講義資料は、類似テーマの講座からの引用で、イメージです。

想定カリキュラム案

時間 講義内容
第1部
35分
企業キャラクターをソリューションへ
  • 企業キャラクターとは何か?(定義・特徴)
  • キャラクターが果たす3つの基本機能
  • 他の手法(広告・タレント・商品デザイン)との比較
  • 成功するキャラクターに共通する5つの条件
  • 課題起点のキャラクター開発事例:Ponta(ポンタ)
第2部
40分
企業キャラクターを開発する
  • キャラクター開発の基本プロセス
  • 「課題設定」から始める開発ステップ
  • デザイン開発の要件
  • ネーミング開発の考え方と注意点
  • 世界観を構成する3つの要素
  • 世界観を守る「スタイルガイド」設計
  • 開発実例:テレビ東京「ナナナ」
  • キャラクター開発とブランドの一貫性設計

想定カリキュラムです。ご希望に合わせてカスタマイズ可能です。詳細はご相談ください。

講師候補の紹介

山本 達也氏

株式会社電通

2001年電通入社。クリエイティブディレクター、コピーライターとして広告コミュニケーションのプランニング、国内外の数々の企業キャラクター開発、企業キャラクターのリブランディングやコンサルティングに携わる。企業の課題を起点とした戦略的な企業キャラクターの開発と活用を提唱し、代表的な開発キャラクターに共通ポイントサービスPonta「Ponta(ポンタ)」、テレビ東京「ナナナ」。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員

糸乘 健太郎氏

株式会社電通 カスタマーエクスペリエンス・クリエーティブ・センター アートディレクター

2001年電通入社。アートディレクターとしてキャラクターを活用したコミュニケーションで幅広く活躍。2021年にはテクノロジーをキャラクターに掛け合わせ顧客体験をアップグレードする「キャラクターCXソリューション」をリリース。新しいキャラクター活用を模索し続ける。代表的な開発キャラクターに共通ポイントサービスPonta「Ponta(ポンタ)」、テレビ東京「ナナナ」、Dリーグ「DANCE-K」。

当社教育講座・研修に登壇実績がある方より抜粋

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