企業価値を左右する“グループ全体の一体感”を生み、持続的成長を支えるために

パーパス経営を実現するためのインターナルブランディング研修

テーマ
ビジネス・問題解決スキル マーケティング 広報・PR・経営管理
形式
ワーク型 対面 オンライン
対象者
マーケティングコミュニケーション担当者 広報部門 人事部門 経営企画部門 マーケティング 中堅・マネージャークラス 部長・経営層

講座概要

企業ブランドという器に、価値を確実に蓄積し、企業価値や業績向上につなげるには?

企業を取り巻く環境は、ビジネスのスピードや市場期待の高度化により大きく変化しています。ステークホルダーからの信頼を維持し、株主価値や売上・利益を高めるためには、事業やサービスの背景にある企業の存在意義「パーパス」を社内外で一貫して伝えることが不可欠です。しかし、外部向けにメッセージを発信しても、社員の理解や行動が伴わなければ、信用を失いブランド価値を損ねるリスクがあります。 本研修では、社内の根幹からブランドを構築し、社員一人ひとりがブランドを体現できる組織づくりを支援。大企業やグループ企業においても、社内の一体感を高め、企業価値・業績向上に直結するブランド経営を実現するための実践的手法を学びます。

この研修で得られるもの

  • 経営理念を現場行動に変換する設計力
  • 社員の共感と行動を生むコミュニケーション戦略
  • 経営層と現場をつなぐ共通言語の構築
  • 社内外一貫のブランド体験設計スキル
  • 組織の「らしさ」を再定義し、未来への指針を描く力

このような方に最適な研修です

  • 社員一人ひとりがブランドを体現できる組織をつくりたい広報・人事部門の方
  • ブランド刷新を機に、社内のベクトルを揃えたいコーポレートコミュニケーション部の方
  • 自社らしい存在意義を再定義し、事業成長につなげたいマーケティング部門の方
  • 理念やメッセージを「発信」ではなく「共感と行動」に変えたい ブランド戦略担当の方
  • 経営理念を現場の行動にまで浸透させたい経営企画部の方
  • パーパス経営を掲げたが、社内での実行に課題を感じている 役員・部門長クラスの方

本研修のポイント

Point1: 企業としての存在意義を見つめなおす 「パーパス経営」を実現するための方程式

失敗する原因のひとつに、そもそもの定義を曖昧にしたまま推進してしまうことがあげられます。方向性そのものがズレてしまっては、経営陣と従業員が一体となって進めることはできません。成功させるためには、企業理念や目的を明確にし、社内外で共有することが重要です。本講座では、ブランド価値を明文化する方法論、従業員がブランディングの重要性を理解するための伝え方、社会や消費者などのステークホルダーとコミュニケーションを取っていく方法を工程ごとに解説。企業の経営企画・広報・コーポレートコミュニケーション・ブランド戦略担当の方に向けて、パーパス経営を実現するためのヒントをお届けします。

Point2: 目的・方向性の決定 ブランドで何を実現したいのか?

ブランディングを行う目的は何なのか。社員の求心力増加、リクルート、競合との差別化、ターゲットへの認知向上、IRなど、さまざまです。結果的にすべての効能を得ることができるとしても、自社にとってはどういう意味があるのかを定める必要があります。各社の規模や状況によって、取るべき施策は変わってきます。本講座では、「ブランディング」活動をあいまいなまま進めないために、担当者に必要なブランドの基礎知識を学んでいきます。

Point3: 方法の確認 全体最適のための進め方

ブランディングを行っていくためには、その方法論を知っておく必要があります。各部署が各自の目標のために個別最適化されている社内を横断して、ブランド価値を最大化させていく施策が求められます。組織体制、プロジェクトチームの組み方、スケジュール、タスクの振り分けなど、今までにないスキルが必要です。本講座では、成功するかどうかを左右する要所について知り、どういった推進方法があるのかを学んでいきます。

講義資料は、類似テーマの講座からの引用で、イメージです。

想定カリキュラム案

時間 講義内容
第1部 コーポレートブランディング推進の基礎
  • 企業ブランドと商品ブランド
  • ブランディング推進の全体像
  • 組織の体制
  • ブランドの価値規定
  • ブランドターゲット
  • BtoCとBtoBの違い
  • エクスターナルとインターナル
  • プロジェクトチームの立ち上げ
  • コーポレートメッセージ構築の方法論
  • パーパス経営実現の成功事例紹介 など
第2部 インターナルブランディング社内の壁を乗り越える
  • 社内から変わる企業イメージ
  • 最大の壁は社内
  • 全社的な盛り上がりの実現
  • 理解/共感の温度差
  • 役員の協力
  • 社外からのミラー効果
  • 浸透度の把握
  • 活動設計とツール選び など

想定カリキュラムです。ご希望に合わせてカスタマイズ可能です。詳細はご相談ください。

講師候補の紹介

森門 教尊氏

博報堂コンサルティング パートナー

国際基督教大学教養学部卒業。外資系コンサルティングファームを経て、博報堂に入社。博報堂ブランドコンサルティングの立ち上げに参画。成熟産業における事業変革モデル創造・中長期成長ビジョン戦略立案やブランド再生を支援。その後はデジタル戦略からウェブサイト構築までを一貫して扱う博報堂ネットプリズムに参画。現在はブランディングの視点から事業変革プログラム/プラットフォーム構築等に携わる。

相山 大輔氏

株式会社産業編集センター はたらくよろこび研究所 部長

日本パブリックリレーションズ協会認定PRプランナー。1998年に産業編集センター入社。ライターとして10年にわたり、社内広報媒体の企画立案や取材に携わる。 現在はディレクターとして、さまざまな企業でインターナルコミュニケーションの戦略立案をサポート。 ブランディングやパーパス、経営計画などの浸透実践コミュニケーションを手がける。 これまでに携わった企業数は300社以上。豊富な現場経験をもとに、効果的かつ実践的な手法を追求している。 目指すのは、単に伝えるだけでない、行動変化を呼び起こすようなコミュニケーション。 身内が身内に向けて行うインターナルコミュニケーションは簡単ではないが、その分、工夫次第で効果を生みやすく実感もしやすい分野、という信条のもと、日々邁進している。

当社教育講座・研修に登壇実績がある方より抜粋

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