PROFILE
1975年京都府生まれ。広告(H&Mや、日清カップヌードル×ラフォーレ原宿他)企業ブランディング(ウンナナクール他)、CDジャケット(桑田佳祐 「がらくた」や、吉澤嘉代子他)ドラマ制作、CM制作など、さまざまなジャンルのデザインを手掛ける。またプロデューサーとして「勝手にサザンDAY」主催、東京応援ロゴ「KISS,TOKYO」発起人、富士吉田市の活性化コミュニティ「喫茶檸檬」運営など、活動は多岐に渡る。映画監督としての初作品『アイスクリームフィーバー』が2023年7月に公開。
講座概要
“デザインだけで生き残れない時代に
デザインの枠を超えて
新たなカルチャーを創出する方法を学ぶ”
本講座では、株式会社れもんらいふ代表の千原徹也氏が、従来のデザインの枠を超えた、カルチャーとビジネスを融合させる取り組みのプロセスを探求します。千原氏が提唱する「デザインとは人の視点を変えるもの」というコンセプトを基に、映画制作やカルチャーのトランスフォーメーション(CX)など、多様なプロジェクトを通じたデザインの役割について学びます。デザインが持つコミュニケーションツールとしての力を深く理解し、社会やビジネスに新しい価値をもたらすアプローチを習得します。
本講座で身につけるポイント
優れたアイデアを生み出す
発想の型を習得する
“人の視点を変えるためのコミュニケーションを学ぶ”
まず、千原徹也氏が率いる株式会社れもんらいふが提唱する「デザインの本質」を理解します。千原氏によると、デザインは単なる視覚的な美しさや装飾に留まるものではなく、人々の考え方や行動に変化をもたらす強力なコミュニケーションツールです。講座では、視覚デザインがどのように枠を超え、ビジネスやカルチャーの中で役割を果たすか、そしてどのようにしてコミュニケーションの重要な要素として活用されるかを学び、プロフェッショナルとしてのスキルをさらに向上させることを目指します。
“人の視点を変えるためのコミュニケーションを学ぶ”
まず、千原徹也氏が率いる株式会社れもんらいふが提唱する「デザインの本質」を理解します。千原氏によると、デザインは単なる視覚的な美しさや装飾に留まるものではなく、人々の考え方や行動に変化をもたらす強力なコミュニケーションツールです。講座では、視覚デザインがどのように枠を超え、ビジネスやカルチャーの中で役割を果たすか、そしてどのようにしてコミュニケーションの重要な要素として活用されるかを学び、プロフェッショナルとしてのスキルをさらに向上させることを目指します。
事業を成長に導くトップクリエイターの
思考法を習得する
“デザインの力で越境しジャンルを超えた価値を
創造するアプローチを学ぶ”
本講座では、デザインを主軸に置きながら、その力で越境する方法を探ります。千原徹也氏が実践している映画制作を題材に、デザインが他ジャンルにどのように応用され、新しい価値を創造するかを学びます。映画制作のプロセスを通じて、デザインの枠を超え、他分野と交わることで生まれる新しい価値を見つけるための実践的なアプローチを習得します。
“デザインの力で越境しジャンルを超えた価値を
創造するアプローチを学ぶ”
本講座では、デザインを主軸に置きながら、その力で越境する方法を探ります。千原徹也氏が実践している映画制作を題材に、デザインが他ジャンルにどのように応用され、新しい価値を創造するかを学びます。映画制作のプロセスを通じて、デザインの枠を超え、他分野と交わることで生まれる新しい価値を見つけるための実践的なアプローチを習得します。
自身の専門分野を軸に越境し
領域を拡張する開拓技術を習得する
“文化と商業の融合を目指す「ハラカド」から
デザインで場を創る力を学ぶ”
千原氏が提案する商業施設「ハラカド」を通じて、デザインが空間創造とカルチャーにどのように貢献できるかを学びます。ハラカドは、原宿文化と商業面を理解しつつ、カルチャーの発展を目指す施設として提案されました。この講座では、千原氏が実践する商業空間デザインのアプローチを学び、デザインを用いて新たなカルチャーやコミュニティを創出する具体的な手法を理解します。商業的な成功と文化的な価値のバランスを取るためのデザイン的アプローチを習得し、空間創造における独自の視点を養います。
“文化と商業の融合を目指す「ハラカド」から
デザインで場を創る力を学ぶ”
千原氏が提案する商業施設「ハラカド」を通じて、デザインが空間創造とカルチャーにどのように貢献できるかを学びます。ハラカドは、原宿文化と商業面を理解しつつ、カルチャーの発展を目指す施設として提案されました。この講座では、千原氏が実践する商業空間デザインのアプローチを学び、デザインを用いて新たなカルチャーやコミュニティを創出する具体的な手法を理解します。商業的な成功と文化的な価値のバランスを取るためのデザイン的アプローチを習得し、空間創造における独自の視点を養います。
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
---|---|
約100分 | (1)れもんらいふとは何か ・カップヌードル ・勝手にサザンDAY ・Re:DESIGN ・10周年記念広告 (2)デザインとは人の視点を変えるもの ・吉澤嘉代子さんの「残ってる」 ・チャランポランタンにもたらされた自分の居場所 ・BADモードでわかったNATURALモード ・コロナとSNSが視点を変えた ・カンヌ映画祭での出来事 ・今までやってきことで日本人だけのものだった ・世界は世界とコミュニケーション ・1億2千万年の人口が多すぎる ・戦後から変わることの難しさ ・アメリカ人が字幕を読めるようになった (3)映画制作をデザインする ・映画制作をデザインする。 ・ice cream fever ・デザイナーだから作れる映画制作 ・初めて矢面に立つ ・デザインでは立てなかった世界の入り口 (4)CXカルチャートランス フォーメーション ・ゲリラ思考 ・ホームランを打つ ・全ての考えや視点を一掃する ・DXの次はCXの世界。 ・ここからがクリエイティブの勝負だ。 ・AIが8割の仕事を奪う ・10年後20年後のブランディングはAIにはできない ・佐藤可士和さんのSMAPこそがカギ ・カルチャーで会社を「イケてる」場所に ・クリエイターがビジネスを知ること (5)「そして見つけた理想の場」ハラカド ・デザインはコミュニケーションである ・「場」がもたらすデザインの可能性 ・「 打ち合わせ」ではなく「偶然」をつくる ・クリエイターが集まる ・つくる→売る→人々の反応 ・「場」と「デザイン」で無限の可能性を ・おにぎりを売るデザイン会社 ・デザインだけをやっていても、生き残れない時代へ ・覚悟 |
こんな方におすすめ|受講生の声
——これまでのキャリアを教えてください
私は大学院を卒業後、2014年に博報堂に入社しました。2017年からTBWA\HAKUHODOへ出向しています。現在はDisruption Labというクリエイティブチームに所属して、主に日産自動車やマクドナルドを担当。CM企画、アクティベーション、イベント、商品開発など幅広く企業の事業成長に貢献する業務を行っています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
当社には自己スキル向上のために研修を受ける際に会社が研修費を支援する制度があります。本講座に決めたのは、佐藤可士和さんの講座を受講したいなと思ったことがきっかけです。他の気になる講座も受講したく、10講座を受講できるチケットを購入しました。すべて私が受講する予定です。
——本講座はクリエイティブディレクターやアートディレクターの知見や技術の継承を目的に、「肉声で語ってもらう」動画コンテンツを作成、オンデマンド講座として提供しています
書籍と違って、講師の声で聞くことで理解度が全然違う気がします。お話をお伺いしてみたかったレジェンドのクリエイターの方のお話を聞けるので貴重な機会だと思いますし、業界的にもこれらのコンテンツがアーカイブされる価値があると感じていますね。また動画形式だと倍速の再生ができ、効率的に時間を過ごした気持ちになれるので気に入っています。
——関谷さんのような広告業界の方が、事業拡大に貢献し続けてきたトップクリエイターに学ぶことのメリットや効果についてどう考えていますか
博報堂やTBWA\HAKUHODOでは社内の教育制度が充実していて、トップクリエイターの話を聞く機会はもちろんあるのですが、独立した方や他社の方のお話を伺えるチャンスはそう多くはありません。そういう意味で、本講座の受講は魅力的でした。
例えば佐藤卓さんの講座では、「明治の『おいしい牛乳』をどのように売るかと考えた」というお話がありました。デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられたお話だったので、大変参考になりました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
今回受講を通して、佐藤可士和さん、佐藤卓さん、原野守弘さんをはじめ講師をはじめ講師の方々の仕事の事例や仕事に対する姿勢を伺う機会を得て感じたのは、やはり本人の言葉で説明をしていただけると、スーッと話が頭に入ってくるということです。「なるほど」と頷くことが多々ありました。こういった発見や気づきは、実務においても生きてくると思います。
また講師の方々が話してくださった経歴は、今後の自分はどうあるべきかと考えるきっかけになり、多くのヒントをいただけたと考えています。
——現在担当されている業務について教えてください。
私はカテゴリ統括部に所属しています。運動部の部活生をターゲットにしているCPS(コア・パフォーマンス・スポー ツ)で、テニスとバレーボールのマーケティングを担当しております。業務にはマーケティングの他、広告も含まれています。
——『ブレーンクリエイティブライブラリー』講座の受講のきっかけを教えてください
きっかけは貴誌のメルマガです。私は広告も担当しておりますが、予算の都合上、自分たちでコピーライティングを 含めクリエイティブを制作する場合も少なくありません。そのため私自身がスキルを持つ必要があり、受講を決めました。
——講座の学びを実践して成果になったと感じることを教えてください。
今回私は10チケットを購入したので、多くの著名な講師の中から10名選び受講しました。講師のラインナップはバ ラエティーに富んでいました。その中からクリエイティブディレクター、コピーライター、女性、男性と幅広く選択しました。 どの講座もとても勉強になりました。特に講師はコピーライティングでご活躍されている方々なので、「どのようなことに気 を配って制作しているのか」というお話はとても参考になりました。
——講義で印象に残っていることがあれば教えてください。
私はテニスシューズ等のコピーを考えるので、コピーライターの小西利行氏の講座が一番参考になりました。具体 的な話が多くわかりやすかったし、スキルアップにつながる講座でした。 実は受講前はクリエイティブに携わっている講師の方々なので、感覚でクリエイティブ制作を行っているのではないかと いう先入観がありました。ところが全ての講師がご自身の知見をわかりやすく言語化して伝えてくださいました。さすがト ップのクリエイターの方々だと思いました。
また講師の方々のお話には、クライアント企業の経営の上流工程部分に携わる発言が多くありました。マーケティングの 最終ゴールはKGIの達成だと思いますので、とても勉強になりました。新鮮だったのは浅井雅也さんの講座です。正に今 の時代の先端をいっているという印象を受けました。
——最後に、受講してこれから実践していきたいことを教えてください
多くの講師の方々の、「高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている姿」を拝見 して、つい「私も腕試しをしたい」という思いに駆られてしまいました。仕事のモチベーションが上がったことは確かです。
クリエイター・マーケターからの推薦
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違う のか!?」という驚きをもってこの講義を見ていました。
講師のおふたりは2001年にアメリカの美術学校で出会い、NY でデザイン事務所を設立。アメリカでゼロからスタートして、あら ゆる経験を積まれているからこその、実践的で先進的なお話がた くさんあって目鱗でした。
特に印象的だったのは、ソーシャルデザインとブランディング におけるパーパスの部分。 「デザイナーが社会のために何ができ るか(=ソーシャルデザイン)」というパートは日本ではなかなか 聞けない貴重なお話でした。そのジャンルが日本より進んでいる アメリカでの経験があるからこそ、仕事の種類の違いや、進め方・ お金の話までしっかりと学ぶことができます。
「デザインは問題解決をする仕事。見た目がいいものをつくる ことではない。」というデザインの本質をとうとうと語られる姿に 背筋が伸びる気分でした。若いデザイナーさんや、独立して海外 でも仕事したい人にオススメです。
※適宜挟まるCOFFEE BREAKはおふたりの人柄や関係が見 えて、すごく温かい気持ちになれます。本当に丁寧に、根幹からブ ランドと向き合っていらっしゃるのがわかります。
「ことばは、音である」 一倉宏さんのこの指摘にハッとした。
確かに、言葉はもともと発話するためにうまれたものだ。そし て、スマートフォンやパソコンで黙読ばかりしている私たちは、こ のことを見落としがちだ。
講義では、一倉さんがご自身の作も含む数々の名コピーを読 み上げている。どのコピーも、「音」としてとても耳心地がいいこと に驚かされる。(気品と知性、そして優しさを感じさせる一倉さんの 声によるところも大きい)ワープロやパワーポイントばかり使っ て、身体性を欠いたコピーを書いてはいないかという自分への戒 めとしたい。
その他、「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」な ど、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている。 1950年代までさかのぼってコピーの歴史を学べるのもうれしい。
一倉さんは科学者のいうエレガントな答え=見事な解決法の ようなコピーを書きたい、と語られている。コピーや広告を学ぶ者 にとって、この講座こそが「エレガントな答え」であることは私が 保証する。
現在販売中のおすすめの講座
誰もが知るあの広告を生み出した裏側で、クリエイターは何を考え企画をしているのでしょうか。市場性と独自性を兼ね備え、競争に勝ち抜き圧倒的な成果をあげた広告アイデアを生み出したクリエイターから、ブレイクスルーの「6つの過程」を分解し、学びます。
登壇する18名のクリエイターは、多くの人が一度は見聞きしたことがある広告を手掛けたヒットメイカー。ブランド、競合、顧客の3Pを正しく認識し、新しい常識と爆発的な成長を生み出す思考の過程を、手掛けた数々の事例を紐解きながら解説します。
また、本講座ではヒットの構造を6つのステップに分けて定義。それぞれのステップに強みを持つクリエイターが1ステップにつき3人ずつ講義します。三者三様の企画術を学び、視座を広げることで、実務においても汎用性のある体系立った企画の考え方を身につけます。
お申し込み
クリエイティブライブラリー千原徹也編
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。 11月限定 視聴期間拡大キャンペーン 11/30(土)までのお申込みで、視聴期間通常14日間のところ、28日間ご覧いただけます。 ※ お申込み後メールにて受講方法をご案内します。 ※ 視聴期間の終了は終了日の23:59までとなります。 ※ 視聴期間中の一時中断・再開が可能です。 繰り返しの視聴もできます。 |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 本講義は、オンライン配信講義となります。ご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。会議室等で複数人が視聴する上映会は、著作権法第22条の2に定められている権利者の「上映権」を侵害する無断上映=違法行為となります。違反行為が発覚した場合、法的対応を含む、しかるべき措置を取らせていただきます。複数名受講には、人数分のお申込みか、オンデマンド研修(人数無制限プラン)をご利用ください。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 ・受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 ・お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |
受講価格 | 【1名受講】 20,000円(税込 22,000円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます 【人数無制限プラン】 550,000円(税込 605,000円) ※申込金20%を含みます |