緊急時に実施すべき広報対応の鉄則を基礎から1日で集中マスター

危機管理広報研修

テーマ
ビジネス・問題解決スキル 広報・PR・経営管理
形式
オンデマンド
対象者
新入社員 若手社員 中堅・マネージャークラス 部長・経営層

講座概要

緊急時の広報は待ったなし!

実際どのように対応すれば、被害を最少で食い止められるのか。ブランドの信用が回復するのか。日頃からどのような体制を敷いていれば、緊急時に対応できるのか。宣伝会議では、事件・事故、不祥事、災害など危機発生時の対応について、平時、緊急時および危機後にどのように対応していけば継続的に企業活動を行っていけるのかについて学ぶ「危機管理広報講座」を開催いたします。

この研修で得られるもの

  • 広報部門のマネジメント手法を習得
  • 経営層への報告・説明のスキル向上
  • 危機管理対応の実践的ノウハウ獲得
  • 危機管理の戦略的アプローチを学べる

このような方に最適な研修です

  • 自社工場内での爆発事故・異物混入
  • アルバイト従業員の悪ふざけの拡散
  • 経営層の不正行為と長期の隠蔽が発覚
  • 自社店舗内施設で重大な死亡事故が発生

本研修のポイント

ポイント①失敗例も多数紹介、危機対応の事例をもとに具体的な講義を行います

どんな広報業務でも、実際の経験を通じての学習が最もスキルアップに役立つことは間違いありません。しかし、「危機管理広報」だけは、実務で学ぶことは不可能です。危機時には一体どういったことが起こるのか、どのような対応が求められるのかについて、豊富な失敗事例・成功事例から学びます。

ポイント②企業を襲った危機を振り返り、自社で同様の事態が起きないよう学習します

ここ数年のうち、未曾有の災害となった東日本大震災をはじめ、大規模な企業不祥事など、組織の危機管理体制が問われる出来事が多く発生。また社員による書き込みがソーシャルメディア上で炎上するといった新しい企業の危機も相次いで起こりました。講座では、危機発生時の広報失敗事例を検証し、同様の事態が起きた時にどのように対応するかを学びます。

ポイント③社員の危機管理意識を高めるための社内体制の作り方を学びます

危機を未然に防ぎ、発生後の損害を最小限に収めるには、広報だけの力では難しいのが現実です。そこで講座では、社員が一丸となって危機に対応する広報体制を作るための秘訣を、最前線で活躍する危機管理のエキスパートから実践的に学びます。

講義資料は、類似テーマの講座からの引用で、イメージです。

想定カリキュラム案

時間 講義内容
第1章
約155分
危機管理広報実務体験者から学ぶ リスクマネジメント
  • 平時における広報対応、緊急時における広報対応について実施しておくとよいノウハウ
  • 取材対応のポイント
  • 危機管理におけるリーダー(経営者と広報担当者を含む)の役割
  • 広報担当者として普段から何を心がけていれば良いのか、緊急時にいかにブランドを守っていくのか
  • 広報活動を俯瞰してみた時のリスクマネジメントのポイント
  • 危機管理が成功するパターンと失敗するパターン
  • 事例研究、紹介
第2章
約110分

危機管理広報の備えとは
  • 危機発生時の記者の心理、取材視点を知る
  • 広報としての初期対応のポイント
  • 緊急記者会見に対する基本認識
  • 緊急記者会見での応答ノウハウ
第3章
約105分
あらゆる企業が危機に直面 ソーシャルメディアの危機事例と今後の対策
  • 共感の時代
  • ネット炎上って知ってますか?
  • 企業とソーシャルメディア
  • 効果的に活用するための心がけ
  • まとめ

想定カリキュラムです。ご希望に合わせてカスタマイズ可能です。詳細はご相談ください。

講師候補の紹介

山口 明雄氏

株式会社アクセスイースト 代表取締役

東京外語大学を卒業後、NHKに入局。帯広、札幌局などでローカル番組制作。その後、日本マクドネル・ダグラスで広報・宣伝マネージャーを務めたのを皮切りに、アクセスイースト、ヒル・アンド・ノウルトン・ジャパン(日本支社長)、オズマピーアール(取締役副社長)で広報代理業務に従事。現在、アクセスイーストで数多くの国内外の企業にコンサルタントとして広報サービスを提供している。広報代理業務従事歴30年のベテラン。 この間に、広報コンサルタントとしての活動に加えて、メディアトレーニング講師を約1,300回務め、延べ4,500名あまりの企業トップ経営者、役員、マネージャーなどにメディアトレーニングを実施。その中には英語による在日および来日外国人の経営者に対する数多くのメディアトレーニングも含まれ、バイリンガルなメディアトレーニング講師としての実績を持つ。

田中 正博氏

株式会社田中危機管理広報事務所 代表取締役社長

1962年、早稲田大学文学部卒。同年、電通パブリック・リレーションズ社に入社。常務取締役、専務取締役、顧問を経て、01年、田中危機管理・広報事務所を設立。緊急記者会見、クレーム対応、欠陥商品問題、訴訟問題、企業不祥事など2,500件を超える組織の危機発生時の危機管理コンサルティングに従事。 企業や自治体のほか、自治大学校、国土交通大学校、警察大学校、航空自衛隊幹部学校の講師として、「管理職の危機管理必須知識」、「不祥事発生時のマスメデイア対応」、「模擬記者会見トレーニング」、「住民説明会トレーニング」「クレーム対応」などのテーマで、実践的な研修や講演に従事している。 主な著書に、「実践・危機管理広報」(時事通信出版局)、「自治体不祥事における危機管理広報」(第一法規)、「企業を危機から守るクライシス・コミュニケーション」(共著、東京商工会議所)がある。

福田 浩至氏

株式会社ループス・コミュニケーションズ 副社長

1984年慶応義塾大学工学部卒業。同年株式会社日立製作所入社。システム開発研究所にて文書画像処理、LSI(ゲートアレイ)の論理設計、ワークステーションのユーザインタフェース研究などに従事。93年同社を退社。以降、システム開発ベンチャー企業2社の開発責任者を歴任。05年7月に株式会社ループス・コミュニケーションズ創業取締役副社長に就任。 以降、ソーシャルネットワークサービスの開発、ソーシャルメディアの企業導入コンサルテーションに従事。多数の企業にて、ソーシャルメディアの効果的かつ安全な運営を支援。特に、企業のソーシャルメディア活用におけるルール「ソーシャルメディア・ポリシー」策定が専門。社員向けのソーシャルメディア・リスク啓蒙研修の講演実績も豊富。著書に『企業のためのソーシャルメディア安全運用とリスクマネジメント』(翔泳社)、『広報入門プロが教える基本と実務』(宣伝会議)がある。

当社教育講座・研修に登壇実績がある方より抜粋

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