消費者の購買意欲を喚起させる

アパレル業界のためのマーケティング研修

テーマ
営業 ビジネス・問題解決スキル マーケティング クリエイティブ・発想
形式
ワーク型 オンライン オンデマンド
対象者
新入社員 若手社員 中堅・マネージャークラス

講座概要

トレンドとメーカー都合の押し売りではなく、必要なのは顧客の"今、欲しい“を作り上げる力

「このブランドでなければならない」という理由づくりが不在のままの情報発信は限界を迎えます。 学ぶべきは、何が顧客にとって「憧れ」や「ベネフィット」となるのか、顧客心理を深く理解する手段と、顧客ごとに最適な訴求点、タッチポイント、ビジュアルを考え抜ける力です。

この研修で得られるもの

  • アパレル業界を含め世間のあらゆる消費活動を、印象や感想ではなくマーケ視点で分析することができる
  • 売上が伸びない時に、近隣の店舗や他のメーカーサイトを分析する以外にもやれることを増やすことができる
  • いつ使えるか分からない情報よりも、実務で使用できるマーケティングメソッドを知ることができる
  • 「効果の出るマーケティング」と、「マーケティングの真似事」の違いを理解できる
  • 状況に応じて必要とされる「打ち手」の違いを知ることができる

このような方に最適な研修です

  • セールと割引のループから抜け出したいが、何をすればいいのか分からない。
  • 服のデザインは熱く語れるが、マーケティングの話になると的を得た話ができない。
  • 異動願いは出すものの、マーケティングの理解は不十分のまま本部職にエントリーしている方。
  • 店舗とマーケの連携が弱く、同じ会社なのにまるで違う組織のようになってしまっている。
  • なぜこの商品が売れているのか明確に説明できず、販売店舗を拡大できない。

本研修のポイント

ポイント①アパレル業界のマーケティングの理解のためには まずマーケティングの基本を理解する

マーケティングの基本を理解するためには一般に、SWOT分析や4P分析、セグメンテーションなどの理解が先行します。しかし、その手法を最初に学習をすると「マーケティング=フレームワークを学ぶ」を考えてしまうようになります。しかし、実務でマーケティングを実践し成果を上げるためには、“顧客”から始めるマーケティングを理解することが最も重要です。つまり、“顧客”を動かす方法を知らず、フレームワークだけを理解しても、それは単なる状況を分解するだけの作業になってしまうからです。

ポイント②アパレルのブランド体験の設計手法を知る

マーケティングとは何をするものか?を理解した後は、アパレル特有の理解へと進みます。しかし、アパレル=服を売る、と捉えると終始アパレルのマーケティングをセールスの連発という発想から抜け出せません。本当に必要なのは、「需要・トレンド創出」→商品の体験設計、「パーソナライズ」→ブランド体験設計、そして「トランフォーメーション」→EC&店舗の体験設計の3つを考えることです。いずれかが欠けても安定的な売上を保つことはできません。本講座を学ぶことで、3つの視点を手にし、どこに課題があるのかを理解できるようになります。

講義資料は、類似テーマの講座からの引用で、イメージです。

想定カリキュラム案

時間 講義内容
第1部
  • マーケティング課題の視点
  • 課題に辿り着ける人材へ
  • マーケティング課題解決に必要な視点
第2部
  • アパレルで必要となるブランド体験設計3つのステップ
  • 需要トレンド創出(商品体験)
  • アパレルの顧客体験設計
第3部
  • マーケティング課題を見る4つの視点
  • 体験別問題の相関図
  • ケーススタディー:課題別マーケティグアプローチ事例

想定カリキュラムです。ご希望に合わせてカスタマイズ可能です。詳細はご相談ください。

講師候補の紹介

矢野 健一氏

D&Fクリエイツ 代表取締役社長

新入社員としてアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。主にメーカー、サービス業の業務改革や経営効率化のプロジェクトを推進。その後、45歳までに社長になると決意。そのためにはマーケティングの力が必須であると確信してP&Gに転職。
当時、最短記録でブランドマネジャーに昇進すると、「ファブリーズ」、「プリングルズ」、「パンパース」のブランドマネジメントを担当。その後リーバイ ストラウス ジャパンのマーケティング責任者を経て、42歳でモルソン・クアーズ・ジャパンの代表取締役社長に就任。予定より3年早く夢を果たす。ZIMAとコロナビールを柱に2年連続で歴代売上記録を更新し、大きく業績を伸ばす。 その後はブルーボトルコーヒージャパンの代表、アサヒコの代表取締役社長として、社員中心の経営、3rdウェーブコーヒーのブランド育成や海外進出、プラントフォワード事業などの新規事業を推進。 現在は経営・マーケティングのコンサルタントとして独立。会社のパーパスやバリューを商品と一緒にブランディングして競争力に変える三位一体ブランディング手法を開発して、社員が誇りとやりがいをもって働く環境づくりを目指して活動している。

当社教育講座・研修に登壇実績がある方より抜粋

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